10月23日(現地時間)、ローマで開催されたローマ映画祭のレッドカーペットにティム・バートン監督が、ヘレナ・ボナム・カーターとの子どもたちと共に登場しました。
息子ビリー・レイは18歳、娘ネルは13歳。そしてビリー・レイが抱っこしている愛犬リーヴァイもしっかりと取材陣の方に顔を向けてポーズをとる、おりこうさんです。
バートン監督が子どもたち、そして愛犬を連れてレッドカーペットに登場するのは、かなりレア。それは今回、バートン監督はクエンティン・タランティーノ監督と並び、ローマ映画祭の生涯功労賞を受賞したからかもしれません。
『Italy23news.com』によると、バートン監督は記者たちからの質問に答え、生涯功労賞について「このような賞はお葬式のように思えることもありますが、私にとっては特別なものです。マリオ・バーヴァ、フェデリコ・フェリーニ、ダリオ・アルジェントの街であるローマで受賞することができました。また子どもの頃から映画が大好きな私にとって、ここにはダンテ・フェレッティのように、大切な人たちがたくさんいます」と喜びのコメント。
これまでの自身の作品については「私は子どもみたいだと言われますが、どの作品にも後悔はありません。もちろん間違いもしましたが、すべての作品には作った理由があり、上手く行ったものもいかなかったものも、すべては私の一部です。何かをするとき、常にポジティブな感情とネガティブな感情があります。今の私だったらもうやらないだろうということもありますが、後悔はありません」と語ったとのことです。