8月2日に行われた東京オリピック陸上女子200m予選に出場し、22.20秒で2位となったアメリカのガブリエル・トーマス選手は、トップクラスのアスリートであると同時に優秀な学生でもあるのだそう。
原賠、24歳のトーマス選手はハーバード大学でニューロバイオロジーとグローバルヘルスについて学び、現在はテキサス大学の大学院で、世界的なパンデミックで注目を集める学問のひとつ、疫学を勉強中。どちらもトップを極めようとしているトーマス選手、どちらも比べものにならないくらい大変そうですが、米誌『People』によると、トーマス選手本人が「オリンピックチームに入る方が大変だった。間違いないわ」ときっぱり語ったそう。
それはアメリカの陸上競技のレベルが高いため。「アメリカ代表の選考は、短距離走だけでなく他の競技も含めて、世界で最も厳しいと思う。なかには史上最速のレースもあります」と語ったトーマス選手。選考では200mで史上2番目に早い21.61秒という記録を出し、オリンピック初出場を決めたのだとか。
トーマス選手が出場する女子200mは準決勝が午後7時25分、決勝は8月3日に行われます。トーマス選手の活躍に注目です。