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海外ドラマ/テレビ

アレサ・フランクリンの半生を描くドラマシリーズ『ジーニアス:アレサ』がナショジオに初登場

ドキュメンタリー専門チャンネル、ナショナル ジオグラフィックで、人類の歴史に偉大な足跡を残す「天才」たちの波乱に満ちた人生をドラマ化したアンソロジーシリーズ『ジーニアス』の第三弾ドラマシリーズ『ジーニアス:アレサ』が放送されます。

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©National Geographic

『ジーニアス:アレサ』はソウルの女王の異名を取り、2018年に惜しまれつつこの世を去った20世紀を代表する女性シンガー、アレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を描くドラマシリーズ。音楽を愛するシャイで物静かな少女アレサが、いかにして偉大な「ソウルの女王」へと成長したのか。50年以上にも及ぶキャリアで、グラミーやアメリカン・ミュージック・アワ ードなど数々の音楽賞を受賞したアレサ。魂の込められたパワフルでエネルギッシュな歌声は、国境も世代も肌の色の違いも超えて世界中の人々に多大な影響を与え、ソウル・ミュージックをメジャーなジャンルへと押し上げる立役者ともなりました。そればかりか人権活動家として公民権運動やウーマンリブ運動にも深くかかわり、平等で公平な社会の実現を望むすべての人々の精神的な支えとなったのでした。

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©National Geographic

本作では有名な牧師だった父親の後押しでゴスペルを歌い始めた12歳の頃、アトランティック・レコードへ移籍してソウルシンガーへの道を歩むようになった60年代半ば、時代の寵児として注目され公民権運動にも携わった60年代末、傑作アルバム『ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック』を発表した70年代初頭、ディスコ・ブームに押されてキャリアが低迷した70年代後半、アリスタ・レコードの社長クライヴ・デイヴィスの助力で再起を賭けた80年代半ば、また差別を経験して育ったアフリカ系アメリカ人の女性として揺るぎない信念を持ち、自らも社会運動に深く関わっていく姿など、重要なターニングポイントとなった時代に焦点を絞り、時間軸を自在に行き来しながら、幾多の困難を乗り越えて天賦の才を開花させたアレサの軌跡を全8話で描きます。

キャストには2019年の映画『ハリエット』ではアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされたシンシア・エリヴォが主人公アレサ・フランクリン役、ブロードウェイの舞台劇『ラッキー・ガイ』では2013年のトニー賞助演男優賞を受賞しているコートニー・B・ヴァンスがアレサの父親でフランクリン家の大黒柱であるC・L・フランクリン役を演じるなど、実力派俳優たちが出演します。

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シンシア・エリヴォ。 DFree / Shutterstock.com

シンシア・エリヴォ、「アレサ・フランクリンという人物のすべてに対して敬意を表したかった」

主人公アレサを演じたシンシア・エリヴォは、舞台ミュージカル『カラー・パープル』で2016年のトニー賞主演女優賞、そのオリジナル・キャスト・アルバムで2017年のグラミー賞、さらにそのテレビ中継番組でエミー賞を獲得。2019年の映画『ハリエット』ではアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされた世界的大女優。

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©National Geographic

Q:「ソウルの女王」とも呼ばれる偉大な女性を演じることにプレッシャーはありませんでしたか?
C:
確かに、彼女ほどの有名人を演じるのは大きなプレッシャーでした。なにしろ世界中の誰もがアレサのことを知っているし、みんなそれぞれに違ったアレサのイメージを持っていますよね。これはとても大きな責任を伴う任務であり、まるで高い山の頂上を目指すようなものでした。一歩ずつ確実に登っていくよう努力するしかないのだけれど、途中で頂上を見上げると不可能なことのようにも感じられた。それでも絶対に登り切らなくてはと思えたのは、この物語を最大限の真実味をもって多くの人々へ伝えることが出来れば、きっと天国のアレサも喜んでくれるだろうと思ったから。アレサに誇らしく思ってもらいたい。それが私にとって最大のモチベーションでした。だから、芝居や音楽のパフォーマンスはもちろんのこと、ヘアメイクやタイムラインの正確性にまで細かく気を配りました。この時代になぜこの音楽やこのスタイルを選んだのかという事実には、その時アレサが何を感じて何を表現したかったのかが如実に表れているからです。私たちは単に彼女の半生を物語として描くのではなく、アレサ・フランクリンという人物の全てに対して敬意を表したかった。いずれにしても、他人の評価を気にしていては仕事に集中することは出来ません。とにかく、可能な限り最善の努力をして、その結果を視聴者のみなさんが受け入れてくれるよう願うしかないと思って演じました。

Q:アレサの人生はまさに山あり谷ありで、当時は黒人に不可能だと思われていたような成功を掴んだわけですが、そんな彼女の人生を通じて視聴者に何を感じて欲しいですか?
C:
このシリーズで、非凡な才能を持った黒人の女性を取り上げるのは今回が初めてのことです。そうした観点から黒人女性にスポットを当てるわけですから、やはりまずは「天才」に肌の色も性別も関係がないことを知って欲しいですね。でも私がみなさんに一番感じて欲しいのは、私たちの誰もが人生の経験を通して最良の自分になれるということ。みんなそれぞれが、違った才能や技術を持った特別な存在なんです。その中でも、黒人女性はしばしば過小評価されがちだと思います。この番組がアレサの偉大な功績を伝えるだけではなく、黒人女性が持つ可能性や黒人女性が直面する苦難について、理解を広めるための役に立って欲しいと思いますね。

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©National Geographic

Q:一般的に歴史というのは白人男性の視点から語られることが多いと思いますが、このような番組が黒人女性の歴史にも光を当てることになると思いますか?
C:
そうですね、私たち黒人女性が自分自身の手でこうした物語を伝えることで、歴史における私たちの足跡を知らしめることが出来ると思いますし、それが引いてはアフリカ系アメリカ人の歴史を紹介することに繋がると思います。このような機会がもっと増えて欲しいですよね。この番組で注目すべきは、プロデューサーにも監督にも、そしてスタッフにもキャストにも、大勢の黒人女性が携わっていることです。そこには特別な意味があると思います。

『ジーニアス:アレサ』 日本初放送
6月29日(火)スタート
毎週火曜 夜10:00~ ほか (字幕)
6月30日(水)スタート
毎週水曜 夜6:00~ ほか (二か国語)
※毎週2話連続放送(全8話)
公式サイト
©National Geographic

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