4月4日(現地時間)に予定されている全米映画俳優組合賞(SAGアワード)授賞式。今年は事前収録されたものが1時間番組としてテレビ放送されることになったそう。
昨年は、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を受賞したブラッド・ピットと、ドラマ『モーニングショー』で主演女優賞を受賞したジェニファー・アニストンがバックステージで再会するというファン待望のシーンが実現するなど、スターが大勢集まり、大注目を集めたSAGアワード。
しかし、米『Variety』によると、今年は司会なし、レッドカーペット、セットもなし。ノミネートされた人々は、放送前日にカテゴリーごとにZoom上で集合して発表を聞き、受賞者は短い受賞スピーチをするというスタイルになったのだとか。発表されるのは13カテゴリーで、それを1時間にぎゅっと詰め込むことになるそう。
事前収録となると、放送前に結果が流出するという可能性も否定できないところではありますが、エクゼクティブ・プロデューサーのひとりは、「みなさんが、家で見ている視聴者をがっかりさせないよう、番組へのリスペクトを示してくださることを期待しています」と語っています。
先日、行われたゴールデングローブ賞はロサンゼルスとニューヨークの2カ所からの中継となるなど、各映画賞は安全な授賞式のやり方をあれこれ試行錯誤している様子です。