ごく普通の主婦がドラァグクイーンと瀕死のゲイバーを再建する『ステージ・マザー』の主演ジャッキー・ウィーヴァーほかキャスト・スタッフの座談会映像が到着しました。
『ステージ・マザー』は、ある⽇、テキサスに住むごく普通の主婦メイベリンが、ゲイバーのオーナーでドラァグクイーンの息⼦の死をきっかけに、彼が経営するバーを相続することに。息⼦が⽣きているときにはわかり合えなかった後悔をバネに、彼が⾃分らしく⽣きた街で、メイベリンもまた⾃分らしさとは何か、⽣きるとは何かを⾒つめ直す。あらゆる偏⾒の壁を乗り越えてチャレンジすることで⾒えてくる、新たなる希望と友情を描くハートウォーミングストーリー。
座談会に参加したのは、ジャッキー・ウィーヴァー、ルーシー・リュー、エイドリアン・グレニアー、トム・フィッツジェラルド監督、脚本家のブラッド・ヘニングとプロデューサーです。
⽥舎の主婦メイベリンが、ひとり息⼦リッキーが遺した経営破綻⼨前のゲイバーを相続し、再建のためにドラァグクイーンたちと奮闘する姿を描いた本作について、主⼈公のメイベリンを演じたジャッキー・ウィーヴァーは「この物語にすごく共感しました。脚本を読んで魅了されたわ。頭の固い親の愛が試されるお話なんて」と語ると、「恐怖から抜け出して愛が⽣まれる物語ですよね」と、リッキーのパートナーを演じるエイドリアン・グレニアーが同調。
リッキーの親友シエナ役を演じたルーシー・リューは「ジャッキーが演じるメイベリンは、私が演じるシエナにとって⺟親的存在になっていきますが、そのやりとりが私には魅⼒的でした」と、メイベリンが徐々に周囲の”⺟親”になっていく過程に注⽬します。また、本作でメガホンを執ったトム・フィッツジェラルド監督は「メイベリンの気持ちを考えながら私たちはアプローチしました。私にとってこの映画は⺟親が息⼦をどう受け⼊れるかというより、愛を⾒出していく過程を描きました」と、愛の物語であることを強調します。
劇中で披露されるドラァグクイーンたちの煌びやかなステージも本作の⾒どころのひとつ。このステージでの選曲について「80年代の名曲は意図的に⼊れましたね。リッキーは⼦供の頃メイベリンとラジオを聴いていたはずだからそのころの曲を好むだろうと思ってね」と脚本家のブラッド・ヘニングはどこか郷愁を誘う選曲理由を明かしています。
『ステージ・マザー』
2021年2月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
配給:リージェンツ
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