1月20日(現地時間)に行われたバイデン大統領就任式をきっかけに、バーニー・サンダース議員ファッションが激売れしたもようです。
大統領就任式でアウトドア向けジャケットにニットのミトンを身につけ、座っていた姿がネットでミームとなったサンダース議員。多くのセレブがサンダース議員のコラ画像、動画をシェアするなどネット上ではサンダースブームが巻き起こりました。
サンダース議員のスタッフはこのブームを活用! 就任式でのサンダース議員の写真をプリントした黒のチャリティトレーナーを議員のオフィシャルサイトで45ドルで販売したところ、30分でソールドアウトに! そこで、さらなるアイテムを週末に投入するも、月曜朝にはソールドアウトに!! 『CNN.com』によると、なんと180万ドル(約1億8,000万円)もチャリティ資金が集まったそう。
サンダース議員は「妻のジェーンと私は先週、多くの人々が披露したクリエイティビティに驚かされました。私たちはバーモント州の人々を助けるために私のインターネット上の名声を利用できることを喜んでいます」とのコメントを発表。この売上金額はバーモント州の複数のチャリティに寄付されるとのこと。
さらに議員は「しかし、この金額は議会での活動に代わるものではありません。私はバーモント州と全国の労働者が、大恐慌以来最悪の危機に直面しているなかで必要な救済が受けられるよう、ワシントンでできる限りのことをしていきます」と述べています。
Do you have a favorite @starwars/@BernieSanders meme?
(I'm really loving #BactaTankBernie!) 👍😂 pic.twitter.com/CzspXXFw7G— Mark Hamill (@HamillHimself) January 22, 2021
また、議員が着用していたミトンも注目の的に! 『France24.com』によると、このミトンはバーモント州在住の学校の先生ジェニファー・エリスさんの手作りで、セーターからリフォームされたもの。裏地にはペットボトルからリサイクルされたフリースがあしらわれているとか。エリスさんは2016年、民主党の指名争いでサンダース議員がヒラリー・クリントンに敗れた後、慰めるためにこのミトンを贈ったのだそう。
就任式をきっかけにエリスさんのもとにも問い合わせが殺到したそうで、1月30日(現地時間)、エリスさんは製造業者と提携し、大量の注文に対応できようになったことを発表しました。
今、バーモント州のファッション界はサンダースブームで大盛り上がりのようです。