日本でも放送が始まったニコール・キッドマンとヒュー・グラント主演の心理サスペンスドラマ『フレイザー家の秘密』。この作品で物語の重要な役割を果たす女性エレナを演じたマティルダ・デ・アンジェリス。この作品で一気に注目女優となりました。
『フレイザー家の秘密』では、大女優ニコール相手に大胆なシーンに挑んでいるマティルダ。なかにはニコールにキスするシーンも!
英『Daily Mail』によると、マティルダはイタリア出身、ローマ在住の25歳。女優の仕事を始めてから5年で、これまでのイタリアの作品で活動。『フレイザー家の秘密』は初めてのアメリカ作品だったそうで、英語のセリフを話す作品も初めて。撮影が始まる前の数カ月は英語の勉強に費やしたそう。
ただし、『W Magazine』に「ニコールにキスするのはまったく怖くなかったわ」とキッパリ。「だって私はキス上手だから、平気よ」と余裕の発言をしています。
そんなキスには自信満々なマティルダですが、『フレイザー家の秘密』のオーディションのテープは出身地のボローニャ近くの町で撮影したそうで、「シーンを読んで、この役はもらえないと確信した。すごく重要なシーンだったうえ、私は自分で撮影していたから。“とにかくやれるだけやろう”と思ったの。役をもらえたと知った時は信じられなかったわ」と振り返っています。
そして撮影はニューヨークで行われましたが、実はマティルダにとって、人生初ニューヨークだったそう。「初めてのニューヨ-クはスゴく興奮した。その辺を歩き回って、“あら、ここはあの映画にでてきたところね”と考えながら、迷子になるのが楽しかった」と、親近感を感じる発言も。
そんなマティルダは、現在、ベネチアでアーネスト・ヘミングウェイの『河を渡って木立の中へ』が原作の映画化を撮影中。これは第2次世界大戦中のベネチアが舞台で、マティルダはヒロインのレナータを演じており、共演はリーヴ・シュレイバーです。
『フレイザー家の秘密』から生まれた新進スターのマティルダ、今後の活躍に注目です。