昨年のクリスマスに配信がスタートして以来、話題沸騰のドラマ『ブリジャートン家』。その注目ポイントを5つピックアップ!
テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデのヒット曲が登場
1813年のロンドン社交界が舞台の『ブリジャートン家』。劇中のBGMには、ハープや弦楽四重奏による音楽が流れています。そのなかにどこかで聞いたことがあるようなメロディが!! テイラー・スウィフトの『Wildest Dreams』、アリアナ・グランデの『Thank U, Next』の弦楽四重奏バージョンが使われています。
『Thank U, Next』は第1話の舞踏会のシーンに登場。そしてフィービー・ディネヴァー演じるダフネとレジェ・ジーン・ペイジ演じるサイモンのラブシーンではテイラー・スウィフトの『Wildest Dreams』が流れています。
ラブシーンはインティマシー・コーディネーターが立ち会い
『ブリジャートン家』はセクシーなラブシーンでも注目されていますが、ダフネ役のフィービーは英誌『Grazia』に、撮影現場には、インティマシー・コーディネーターがいて、全員が気持ちよく撮影できるように配慮されていたと明言。
インティマシー・コーディネーターとは、映画やテレビ、舞台などの親密なシーンで製作側と俳優の間で調整する仕事。『ブリジャートン家』のインティマシー・コーディネーターのリジー・タルボットは米『Hollywood Reporter』に、すべてのラブシーンに関する、製作側、俳優との電話打ち合わせから、当日だけでなく事前のリハーサル、撮影現場で俳優たちが心地よく過ごすめの会話の進行役も行ったと語っています。
『ブリジャートン家』での初めて撮影は第6話のサイモンとのラブシーンだったというフィービー。しかし、インティマシー・コーディネーターのおかげで、「素晴らしかったわ。安全だと感じたし楽しかったから。スタントやダンスみたいに、振り付けなのよ」と語っています。
舞台裏写真からキャストたちの仲のよさが伝わってくる
主要キャストのフィービー・ディネヴァー、レジェ・ジーン・ペイジ、ペネロペ役のニコラ・コークランらをはじめ、ブリジャートン家の子どもたち、ヒヤシンス、グレゴリーを演じた13歳の子役たちもインスタグラムのアカウントを持ち、舞台裏写真をアップしています。
ブリジャートン家のお食事シーン? サイモンはiPadに集中している様子。
1813年にもハンディファンが!?
ダウンジャケットを着るような寒い日に食べるアイスは格別?
『クイア・アイ』のジョナサンも『ブリジャートン家』のファンのよう。
キュートな2人組。ヒヤシンス・ブリジャートン役のフローレンス・ハントとグレゴリー・ブリジャートン役のウィル・ティルストン。
シャーロット王妃は実在した人物
『ブリジャートン家』に登場する数多くのキャラクターのなかでも、独特な存在感を放っているのが、ゴルダ・ローシュヴェル演じるシャーロット王妃。
『British Vogue』によると、シャーロット王妃は原作小説には登場していないそう。しかし、この時代に実在した人物で、ポーランドの王家出身でドイツで生まれ。そしてアフリカ系だったと主張する歴史家もいるとのこと。この説には疑問を呈する学者もいるそうですが、シャーロット王妃の先祖が『ブリジャートン家』の多様なキャスティングに影響を与えたといえそう。
劇中に登場するハチの意味は?
第1話でブリジャートン家の内部が映し出される前に玄関ドアのドアノッカーをはじめとして、さまざまなシーンで登場するハチに気づいた人は多いはず。ドラマのなかで特に説明はありませんが、米『Insider』によると原作本に、ブリジャートン家の子どもたちの父親エドマンド・ブリジャートンはハチに刺され亡くなったとあるのだとか。番組のクリエイター、クリス・ヴァン・デューセンも「ハチはとても重要なシンボルでテーマの要素」だと語っています。