コロナ禍のなか、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作の製作を進めているトム・クルーズ。イギリスでの撮影中、ソーシャルディスタンスを守っていなかったスタッフに激怒していたことがわかりました。
英紙『The Sun』が、トムの怒りの音声をアップ。
『The Sun』によると、トムが怒ったのは、2人の撮影クルーが2mの間隔をあけず立っているのを見たからだとか。
「もう一度やったら、君は去ることになる。もしこのなかの誰かがやったらおしまいだ。2度とやっちゃダメだ!」。撮影スタジオにいたおよそ50人のスタッフはトムの怒りに立ち尽くしていたそう。
トムがこんなに怒るのは、パンデミックのなか撮影を安全に続けるため、あらゆる努力をしてきたからとのこと。さらにトムは多くの映画の製作がシャットダウンしてしまったため、多くの人が家を失っていることにも言及。
「ハリウッドには、今、僕らのおかげで映画を作っている人々がたくさんいる。僕らは多くの仕事を作っているんだ。この産業がシャットダウンしたことで、家を失った多くの人々がいるんだ。僕らはこの映画を作るのをやめない。わかったか。もう一度やったら、消えろ!」と、トムはエモーショナルに怒りを露わにしています。
『The Sun』が聞き込み調査をした情報元は、「トムは映画の撮影を続けるために、安全衛生部門と一緒に安全対策を行うことを自分の責任としています。彼は毎日、見回りをして、すべてのものが適切に設置されているか、人々ができる限り安全に行動し、作業しているか確認しています」と、トムがスタッフの安全、そして生活を守るためコロナ対策に真剣に取り組んでいることを語ったとか。
これまでもキャスト、スタッフの安全のためクルーズ船を調達するなどの対策を行ったと言われるトム。作品にかける強い思いが伝わってきます。