12月5日、開催中の東京コミコンで2021年公開の『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の主演ヘンリー・ゴールディングとG.I,ジョー生みの親であるアメコミライター、ラリー・ハマのインタビュー映像が公開されました。
東京コミコンのスーパーバイザーを務めるアメキャラ系ライターの杉山すぴ豊が、いよいよ来年公開となる本作について解説をしながらステージがスタート!スネークアイズのヘルメットバイザーを被り気合は十分で、今年の年明けに日本で製作発表会が行われたことを振り返り、続けてファン待望のヘンリーとラリーの貴重なインタビュー映像が公開されました。
人気キャラ誕生の秘密が描かれるということもあり、G.Iジョーが生まれた秘話をラリーが披露!当時マーベルの編集者であったラリーの編集部に、G.I.ジョーのフィギュア用にコミック作者を探していたハズブロ(※アメリカ合衆国ロードアイランド州ポータケットに本拠を置く玩具メーカー)のスタッフが訪れ、ラリーが抜擢されたそう。当時編集者でフリーの仕事がしたかったラリーは二つ返事で快諾したと明かします。ハズブロとの出会いがきっかけで、キャラクターのプロフィールの設定なども考案したというラリー。
G.I.ジョーの誕生秘話についてヘンリーに問われると、「真っ黒で、顔も見せないのは費用の節約さ」と即答。びっくりするヘンリーをよそに、「ゼロから始められたから楽しかったよ。“何色にも染められる”から“少し遊んでみよう”ってできたんだ」と少年のような笑みを見せます。また、さらなる衝撃の秘話が。なんと通常は数か月かかる執筆を2週間で書いて欲しいと驚きの依頼をされたことを明かし、早く書き上げるために、驚きの方法を編み出したそう。「喋らない設定にすれば1週間節約できる。話と絵を同時に描けば3~4週間の節約だ。絵は3日で完成。スティーブ(・レイアロハ ※アメコミ漫画家)のインク入れが4日。その後レターとカラーも彼がやってやりとげたんだ!」と、寡黙なスネークアイズのキャラの理由が執筆時間を短くするための手段という驚きの事実を告白しました。
映画の内容について話が及ぶと、「スネークアイズとストームシャドーの絆と繋がりを知るための物語なんだ」と2人の関係を中心に物語が進むことを教えてくれました。
ラリー・ハマは、日本の柔道や弓道を学び、さらにはアメリカの軍隊に所属していた人物でスネークアイズの設定にも自身の経験が活かされているのですが、「(『スネークアイズ』の)様々要素のなかで、殺陣は最も重要だ。剣術と心の葛藤がキャラクターたちを作っている」とアクションの重要性を語ります。本作でスネークアイズのバトルシーンを演出するのは、実写版『るろうに剣心』シリーズのスピード感溢れる斬新な殺陣で日本映画の常識を覆したアクション監督の谷垣健治。刀や忍びなど日本独自の殺陣とハリウッドの映像技術を融合した、いまだかつてない圧巻のアクションシーンに期待が高まるなか、東京コミコンで谷垣アクション監督の指導による迫力の刀剣アクション、メイキングシーンが初公開! 映像に収められたヘンリーの迫真の刀さばきに、SNS上ではアクションのクオリティを期待する声が聞かれました。
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』
2021年公開
配給:東和ピクチャーズ
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