12月4日に開幕した東京コミコン2020。13:00からの「TCCプレミアム・トーク」でイライジャ・ウッドと市川海老蔵さんによるオンライン対談が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大により、オンラインで行われた今年の東京コミコン。どんな過ごし方をしているのか聞かれたイライジャは「仕事はプロダクション会社があり、いろいろ手がけているので、アニメーションのようなあまり影響を受けない仕事もあります。個人的には、14カ月の息子がいるので、子どもの存在、家族の存在がモチベーションになっています」とコメント。海老蔵さんも、コロナ禍でできる舞台の形を模索していると語り、家族の存在、愛や支えがあることで前向きになれると、さっそくふたりの意見は一致!
イライジャはゲームのプロデュースもしているそうで、LAのゲーム業界の現状に話が及ぶと「ロサンゼルスでは、ロックダウンという状況もあり、ゲーム業界は盛り上がっています。作っているのは、VRのホラーゲームなのですが、映画もゲームも物語を伝えるということが共通点。それがゲーム業界は伸びている一因だと思っています」と語っていました。
さらに、司会の杉山すぴ豊さんからイライジャに海老蔵さんで映画を作るとしたら、という質問が飛ぶと、しばし考え込んだイライジャは「歌舞伎に詳しくないのですが、フィジカルが力強くてエモーショナルな印象があるので、戦う悪役がいいかなと思いますね」と、悪役を提案。また、海老蔵さんが以前、『スター・ウォーズ』を歌舞伎にしたことから、『ロード・オブ・ザ・リング』も歌舞伎にするのはどう思いますか? と聞かれたイライジャは、「もしやってもらえるなら、海老蔵さんにはガンダルフ役をやってもらいたい」と、ガンダルフ役をおすすめ。
そんなイライジャは「コロナが終息したら、また日本に行きたいですね。その時は歌舞伎も観たいですし、海老蔵さんともオンラインではなく、実際にお会いしたいです」と語っていました。
東京コミコン2020でのイライジャと海老蔵さんの対談は、3日間フリーパス(税込み550円)を購入すれば、プレミア・ゾーン内にてアーカイブ視聴が可能です。
東京コミコン2020オフィシャルサイト
Tokyo Comic Con World