先日発表されたエミー賞で7部門受賞した『マンダロリアン』。10月30日からシーズン2がディズニープラスで配信になる、気になるシーズン2について製作総指揮・脚本のジョン・ファヴロー、製作総指揮でエピソード監督も務めたデイヴ・フィローニらが米『Entertainment Weekly』に語っています。
そこでジョン・ファヴローは「新シーズンはより大きな物語を世界に紹介することになります。各エピソードにはそれぞれの持ち味がありますが単発的なものではなくなります。番組にもっと大きな広がりをもたせることができることを願っています」と語り、デイヴ・フィローニも「すべてが大きくなりますが、チャイルドとマンダロリアンのパーソナルな物語は、人々に楽しんでもらえるような展開になっています」とコメント。
さらに、シーズン1では、各エピソードはマンダロリアンを中心に描かれていましたが、シーズン2では新しいアングルからの物語が加わるとのこと。「ほかのキャラクターを紹介することで、異なるストーリーラインをたどる機会が生まれます」と語ったジョン・ファヴローは、ひとりの視聴者として『ゲーム・オブ・スローンズ』を楽しんだそう。「『ゲーム・オブ・スローンズ』には、世界が魅了されました。キャラクターたちが異なるストーリーラインをたどり、進化していくのを見るのはとても魅力的です」と語っており、新たなキャラクターも登場する予感。
また、シーズン2も全8話で各エピソードの監督は異なり、長さも異なるそう。そして監督にはリック・ファミュイワ、グリーフ・カルガを演じたカール・ウェザース、ロバート・ロドリゲスらが顔を揃え、さらにジョン・ファヴローも『マンダロリアン』では初めて監督を務めるのだとか!
そして、ギデオンに追われるマンダロリアンとチャイルドの旅はシーズン2も続き、「彼はとても危険な領域に入っていきます」とマンダロリアン役のペドロ・パスカルは語ります。ちなみにシーズン1で人気爆発したベビーヨーダことチャイルドは、シーズン2の撮影現場でも最大のセレブリティとなっていたそうで、キデオン役のジャンカルロ・エスポジートは「パペットであっても彼のそばを素通りできない。なぜならとてもかわいくて無邪気だからね」と語るほど。
撮影は、3月に新型コロナウイルス感染拡大による業界全体のシャットダウンが行われる4日前に終了。ただし、膨大な作業を要するポストプロダクションをパンデミックのなかで行うのはとても大変だったそうで、特に苦労したのがルドウィグ・ゴランソンによるオーケストラ音楽のレコーデイング。各自がリモートでレコーデイングしたり、少数のグループでソーシャルディスタンスを保ちながら演奏するなどして作りあげたと語っています。
いよいよ10月30日から配信スタートするシーズン2。待ちきれません!