映画『TENET テネット』の舞台裏が明らかになる約10分のメイキング映像が解禁されました。
映像では、主人公の名もなき男を演じたジョン・デイビッド・ワシントンをはじめ、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキやケネス・ブラナーといったキャスト、製作のエマ・トーマス、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマといったスタッフたちが撮影現場をメイキング映像と共に振り返ります。本作では時間が“逆行”する誰も観たことのない世界を描き出したノーラン監督ですが、「まるでドキュメンタリーの撮影のようだった」とジョン・デイビッド・ワシントンが語るように、どこまでも“本物(リアル)”での撮影にこだわったことが明かされます。
世界全体の危機を描くために必要だった7か国にもわたる壮大なロケ、飛行機を実際に建物に激突させる前代未聞のシーンだけにとどまらず、時間逆行のアクションシーンもジョン・デイビッド・ワシントンが自ら“逆行”の動きを習得し、演じています。「今までに見たことのない動きだ。僕らは何度もリハを繰り返した」とワシントンは語っており、元アメリカン・フットボールのプロ選手だった彼の身体能力でも苦戦したことを明かしています。
しかし、どんな難題でも常にキャストやスタッフが応えるのは、「どの作品でも自分に挑戦したい。新しいものを観客に提供したいんだ」と語るノーラン監督の情熱を目の当たりにしているからだ。常に最高のエンターテインメントを観客に提供するために、自らの限界を越え続けるフィルムメーカー、クリストファー・ノーランの真髄を感じられる映像となっています。
『TENET テネット』
公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
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