先月末、南フランスのカステレ空港で目撃されたブラッド・ピット。
空港で、新恋人と言われる27歳のモデル、ニコール・ポトゥラルスキーと一緒だったことや、ニコールにはオープンマリッジの夫がいることなど、あれこれ話題は尽きませんが、今回、ブラッドは大事な仕事のためにフランスへ行ったことが判明しました。
ブラッドが向かったのはブラッドとアンジーが結婚式を挙げた場所であり、ロゼワイン「ミラヴァル・ロゼ」でも名高いシャトー・ミラヴァル。今秋、新たにロゼ・シャンパーニュ「フルール・ド・ミラヴァル」が2万本限定発売されるため、ブラッドはその第1弾の詳細を決めるためミラヴァルに行ったのだそう。
ブラッドは米『People』に「私にとって、シャンパンはお祝い、高品質、名声、高級感を連想させるものです。しかし、ロゼ・シャンパーニュはあまり知られていません。プロヴァンスにおけるミラヴァルとの成功を背景に、私はロゼに我々の努力を集中させ、ロゼ・シャンパーニュを代表するブランドを作りたいと思いました」とコメント。
ブラピとアンジーのワインとしても知られる「ミラヴァル・ロゼ」は2012年に製造を始め、翌2013年にはワイン専門誌が選ぶトップ100にランクイン。ロゼワインとしては唯一のランクインで実質的に世界No.1ロゼとなったことでも知られています。そうした成功を背景に、ブラッドはシャンパンではまだ知られていない、発展途上のロゼに特化していることを明らかに。
そして、ジョリー・ピット家、「ロゼ・ミラヴァル」のパートナーであるファミーユ・ペラン、さらにシャンパーニュ地方で6代にわたってワイン作りを行っているペテルス・ファミリーの3ファミリーで新たにシャンパーニュ・ハウスを設立。「フルール・ド・ミラヴァル」は、5年にわたって極秘に行われたプロジェクトの成果だそう。「この結果は目を見張るもので、とても誇りに思っています」とブラッドは語っています。
その5年間には、2016年のブラッドとアンジーの破局という大きな出来事があり、その時には、1200エーカーにも及ぶミラヴァルが売りに出されるのではないかというウワサも駆け巡ったとか。しかしながら、今も離婚をめぐってバトルを繰り広げているふたりも、ミラヴァルに関しては「子どもたちのための投資」として合意しているとのこと。
また、ブラッドは「ミラヴァルは私にとってセレブリティ・ワインではありません。何よりも、私が惚れ込み、プロヴァンスで最高の農園のひとつにするために投資を続けている、特別な農園です。ワインに関しては、ペラン・ファミリーとパートナーを組んでいます。彼らは5世代にわたってワインづくりをしてきました。私たちは長期にわたって一緒に仕事をしており、一過性のトレンドではないんです」と、映画づくりと同様に、ワインづくりにも本腰を入れて長期的に取り組んでいることを明言しています。