8月23日(日)に開催されたDC史上最大オンラインイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」にて『ザ・バットマン』の初映像が解禁されました。
解禁された映像は、不穏で不気味な音楽に包まれています。謎めいたセリフが多く、物語の全容はまだ明らかにされていませんが、バットマンの象徴であるバットスーツや様々な機能が搭載されバットマンが愛用する特殊車両・バットモービルなど、ファンを熱くさせるお馴染みのガジェットは本作でも健在。
バットマンへの挑戦状には、「君とボクで謎解きをしよう」「正義を気取るなら―ウソはなし―見て見ぬフリをした代償は?」とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するもよう。誰もが憧れる王道のヒーローだけでなく、ジョーカーのような“悪”のカリスマ性を持った魅力的なヴィランが登場することもDCの魅力のひとつ。敵対するヴィランにも注目が集まります。
監督・脚本は、新『猿の惑星』シリーズで注目を集めたマット・リーブス。新バットマン/ブルース・ウェインは、ロバート・パティンソンが演じています。そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役はコリン・ファレル、リドラー役はポール・ダノ、キャットウーマン役はゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役はジョン・タトゥーロ、そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役は、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトが演じています。
トークセッションに登場したマット・リーブス監督によれば、ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語で、人気ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿を描くとのこと。また本作に影響を与えた作品として監督は、『チャイナタウン』、『フレンチ・コネクション』、『タクシードライバー』に代表される1970年代のリアルなストリートを題材にした作品を挙げており、『ジョーカー』を彷彿とさせる内容も垣間見えます。
『ザ・バットマン』
2021年劇場公開
監督:マット・リーブス
脚本:マット・リーブス マットソン・トムリン
キャスト:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか