ディズニープラスで9月11日(金)より配信される映画『ゴリラのアイヴァン』に声優として出演したアンジェリーナ・ジョリーが、映画化のきっかけは娘シャイロちゃんだったと語りました。
アンジーは米『ET Online』に、「何年か前にシャイロが、大好きな本があるから、私にも読んで欲しいと言ったの。それで私も読んで、ところどころ一緒に見て、彼女がなぜ気に入っているのかについて話し合いました」と振り返り、「それから、映画化されていないか調べて見たんです。みなさんもやるように。そうしたら、映画化の話はありましたが、決まっていなかったんです」と、すぐに映画化を思い立った様子。
アンジーはこの作品のプロデューサーも務めており、映画化に向けて作業をすすめるなかで、大切にしたのは、可能な限り原作に忠実であることだったとも述べました。
『ゴリラのアイヴァン』は、主人公のアイヴァンの声をサム・ロックウェルが演じ、アンジーはゾウのステラの声を演じているほか、ダニー・デヴィート、ヘレン・ミレンといった豪華スターが声優を務めています。原作は、20年以上、檻ののなかで飼われていたゴリラのアイヴァンが、つい最近、野生の家族から引き離された赤ちゃんゾウのルビーと出会い、ほとんど記憶にないはずのふるさとへの想いに、身体の奥深くにある何かが揺さぶられるという、実話を元にした世界的ベストセラー小説。
そして、この作品は劇場公開から予定を変更し、ディズニープラスで配信されることになりました。
アンジーは「とても特別な物語であり、重要な実話。私たち全員の心に響くと思います」とコメント。特に、新型コロナウイルス感染拡大により、多くの人が家に閉じ込められていると感じていることで、想像以上に人々の強く心に響くのではないかと語ったそう。
「私たちもいつ公開されるかわからなかったし、家で見られることになるとは思いませんでした。今は多くの人々が閉じ込められていると感じ、友人を頼り、よりより自分になろうとして、自分の回りの世界を理解しようとしています。今までとは違った時代に公開されるので、人々の心の響くと同時に希望を与えることを願っています。なぜなら、この映画の主要な部分は、自分が持っているものを知り、他人を助けることなのです」と語ったとのこと。
まさに今の時代にピッタリなのに加えて、とても深い物語のよう。原作をアンジーに勧めたシャイロちゃんも素晴らしいです。