ロバート・パティンソンが『The Irish Times』のインタビューで映画『TENET テネット』撮影中に、『ザ・バットマン』のオーディションを受けるため、クリストファー・ノーラン監督にウソをついたことを明かしたそう。
オーディションにいくため、『TENET テネット』の撮影現場を離れなければならなかったロブ。クリストファー・ノーラン監督には、オーディションにいくとは言わず、「家族の緊急事態なんです」と言ったのだとか!
仕事を休みたいとき、その理由に家族の病気や不幸などの緊急事態を持ち出すのは、どうやら万国共通なことのよう。
ロブによると、ウソをついたのは「クリス(ノーラン監督)は自分の映画に関してはなんでも秘密主義だから、僕もバットマンに関しては秘密主義にならなきゃいけない」と思ったからだとか。「だから、スクリーンテストを受けることについて、家族の緊急事態だってウソをついた。でも彼はすぐに言ったよ。バットマンのオーディションだろって」。さすがノーラン監督、すべてをお見通しだったよう。
しかしながら、英『Daily Mail』は、ノーラン監督は「ダークナイト トリロジー」を監督しており、ロブの『ザ・バットマン』も『TENET テネット』もワーナー・ブラザース映画の配給であることから、ノーラン監督がオーディションについて知っていたとしても不思議はないとしています。
そうしたいきさつはあったものの、ロブはバットマン役をゲット。また、『TENET テネット』に出演したことはバットマン役への肉体面での心構えを作るのに役立ったと語っています。というのも、共演のジョン・デヴィッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子として知られており、かつてはNFLでプレーしていた元プロフットボールプレーヤー。
「スクリーンで走っているとき、だいたい元NFLプレーヤーノジョン・デヴィッドとペアを組んでいたんだ。これは世界で最もフェアじゃないことだった。僕が最も多くの時間を費やした最大のワークアウトは何気ない散歩だ。ジョン・デヴィッドは1日中走っていられるけどね」と冗談交じりに語ったロブ。
「最終的に、かなり健康的になったのはよかったよ。最初の頃は、歩けない日もあったから」と『TENEt テネット』はかなり体力を必要とされる仕事でもあったことを明かしています。