R&B歌手オーガスト・アルシーナが、ジェイダ・ピンケット・スミスとウィル公認のもとで不倫関係にあったと発言したことで、注目を集めているジェイダ&ウィル・スミス夫妻。7月10日(現地時間)にジェイダが司会を務めるFacebook Watchのトーク番組『Red Table Talk』に揃って出演。自分たちの不倫スキャンダルについて赤裸々トークを繰り広げました。
R&B歌手のオーガスト・アルシーナがラジオ番組のインタビューで、ジェイダとかつて不倫関係にあり、フィルから許可も得ていたと語ったことが発端。しかしながら、ジェイダの代理人はオーガストとの関係を否定。その後、ジェイダ本人がTwitterでこの件について『Red Table Talk』で自ら語ることを予告していました。
そこで対談相手を務めたのが夫であるウィル。そこでジェイダによって語られたのは、オーガストとスミス夫妻は4年半前にジェイデンを通じて知り合い、その頃のオーガストはメンタルがとても悪い状態だったということ。同時にスミス夫妻も困難な時期を迎えていたそうで、ウィルが「キミとは終わっていた」というほど。そこで夫妻は「一定期間、別れることに決めた」のだとか。
ところが、その後、ジェイダはオーガストとまた別の「難しい関係」に陥ってしまったそう。ここでウィルは「難しい状況って?」と、その関係を明確にするように促し、ジェイダは「もちろん、恋愛関係よ」と、オーガストと関係があったことを認めました。
続けてジェイダは「ひとつハッキリさせておきたいのは、オーガストがあなたが許可を与えたと語ったことだけど、あの状況で許可を与えられる人間はひとりだけ、私自身よ」と語り、「オーガストにすれば、私たちが友好的に別れていたから、許可が与えられたと思えたのだろうし、彼は自分が家庭を壊したのではないことをハッキリさせたかったのだと思う。だって彼は壊していないんだから」とオーガストの発言を説明。
さらに、「私は痛みを抱えていたし、深く傷ついていた。いい気分になりたかったの。誰かを癒やす手助けをすることは喜びだった」とオーガストと関係を持った理由を分析。また、そうした時期を経て「自分自身について学び、感情的な未熟さ、不安に直面して、深い癒やしを得ることができた。そしてあなたと私についてのある物事について理解できるようになった」と語り、ウィルとの関係も改善されたよう。
するとオーガストはジェイダとの関係をコミュニケーションを断ったそうで、ジェイダは「それはまったく理解できる。そして私はそのままにしたから、それ以来彼とは話してない。だから数年が経って今ごろ、この話が出てきたのは少し奇妙な感じよ」と語りました。
そうした出来事を経て、ウィルとは「新しい無償の愛という境地に到達した」というジェイダ。トークのなかでは、ウィルのヒット作『バッドボーイズ』シリーズの名セリフももじって「生きるも死ぬも一緒だ。バッド・マリッジ・フォーライフ」と、仲よくふたりが声を合わせ、フィストバンプをするシーンも……。
オーガストとのことは事実であるものの、ジェイダ、そしてウィルのなかでもすでに過去のこととなっているよう。
『Red Table Talk』は、昨年、クロエ・カーダシアン娘の父親トリスタン・トンプソンとの不倫疑惑が浮上したカイリー・ジェンナーの元親友ジョーディン・ウッズが、釈明の場として選んだことでも知られ、その時は、1日で750万回視聴されたことが話題に。
しかし、今回の夫婦で出演したエピソードは、配信から23時間で1,540万回の視聴数を記録!米 『Variety』によるとこれは、配信から24時間で視聴されたFacebookのオリジナルエピソードとしては新記録なのだとか。
1997年に結婚し、結婚23年目を迎えたスミス夫妻。スキャンダルも最終的にはイメージアップ&視聴数につなげる、ハリウッドの大物ならではのまとめになったといえそうです。