英国政府がトム・クルーズらアメリカを代表する俳優とそのクルーに対し、イギリス入国後、14日間の自己隔離求める検疫措置を免除すると米『variety』が伝えています。
これは、トムと英国のデジタル・カルチャー・メディア・スポーツの長官オリヴァー・ダウデンが、『ミッション:インポッシブル』シリーズ新作の撮影再スタートについて話し合った後に発表されたことなのだとか。
FILM NEWS 🎥
New exemption from quarantine rules for filmmakers means we can start making the 🌍 best blockbusters again
Great to talk to @TomCruise last weekend about getting the cameras rolling again on Mission: Impossible 7 at #Leavesden https://t.co/We5JhITbYg pic.twitter.com/ebw33aeRXC
— Oliver Dowden (@OliverDowden) July 5, 2020
イギリス政府は、7月3日(現地時間)に、14日間の自己隔離なしで入国できる国のリストを発表。アメリカは隔離不要な国のリストから除外されていました。しかし、この決定により、隔離措置を免除された人は2週間は保護された狭い範囲で生活、仕事を行い、英国映画委員会が決めたCOVID-19のリスク管理に関するガイダンスに従わなければならないものの、『ミッション:インポッシブル7』は、ロンドン近郊のワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影再開できることに。
ダウデン長官は「世界的な大作映画やテレビ番組はイギリスで作られています。我々の創造性、専門知識そして成功を収めている映画産業への減税措置は、我々が求められている場所であることを意味しており、我々の経済に大きなリターンをもたらしています。我々は経済の回復を望んでおり、必要不可欠なキャスト、クルーら少人数の検疫を免除することは、撮影を安全に再開させるための継続的な取り組みのひとつです」とコメントしたそう。
新型コロナウイルスのパンデミックにより2月下旬から撮影が休止となっていた『ミッション:インポッシブル』の新作ですが、今回は7作目と8作目を立て続けに撮影しているそう。毎回、不可能と思われる撮影、ミッションに挑んでいるトム、今回は新型コロナウイスとも戦いながらのミッションとなりそうです。