6月16日(現地時間)、テレビ版アカデミー賞とよばれる、プライムタイム・エミー賞授賞式の今年の司会をジミー・キンメルが務めることが発表されました。
ジミーにとって、エミー賞の司会を務めるのはこれが3回目となりますが、この前日に主催のテレビジョン・アカデミー(米国テレビ芸術科学アカデミー)が、今年の授賞式はバーチャルで行うことを発表。これまでとはだいぶ違った授賞式になることが予想されています。
『Hollywood Reporter』によると、この発表を受け、ジミーは「どこでやるのか、どうやってやるのか、なぜやるのかもわかりませんが、僕らはやりますし、僕が司会を務めます」とコメントしたそう。
通常であれば、9月にロサンゼルスのマイクロソフトシアターで、大勢のスターが出席して華やかに行われ、全米でライブ放送されるエミー賞授賞式。今年も日程は9月20日で、米テレビ局ABCがライブ放送することになっていますが、その詳細は今後発表されるとのこと。またノミニーの投票は7月2日から行われ、ノミネーションの発表は7月28日(現地時間)となったとか。
米ABCは、米アカデミー賞も生中継しており、来年の授賞式が当初予定されていた2月28日から4月25日へと延期されたことが発表されています。そのABCで夜のワイドショー『ジミー・キンメル・ライヴ!』の司会を務めているジミーは、新型コロナウイルスの感染拡大により、3月からは自宅からリモート出演中。
そして彼は作品賞が間違って発表されるという、あの前代未聞なハプニングが起きた2017年のアカデミー賞の司会を務めていた人物であり、想定外の事態にも落ち着いて行動できるのは証明済み。
新型コロナウイルスのパンデミックという事態のなか行われる今年のエミー賞、賞の行方とともに授賞式のスタイルにも注目です。