6月11日(現地時間)、エリザベス女王が初めてビデオ会議にチャレンジしました。
94歳のエリザベス女王は娘のアン王女とともに、家族やコミュニティのために無償で働いている介護者たちとのビデオ会議に登場!
米誌『People』によると、会議では出席者がそれぞれ体験したこと、自身のバックグラウンドを語り会ったのだとか。女王は「みなさんのお話をとても興味深くうかがいました。みなさんがすでに成し遂げたことにとても感銘を受けました。今日、みなさんとの会話に参加できてとてもうれしかったです」と語ったそう。
トークは30分ほどで、参加者のひとりであるCarers Trustのギャレス・ホーウェルさんは、「女王は介護者ひとりひとりのストーリーを理解したがっていて、数多くのことをシェアし、彼らがいま、受けているサポートについて質問していました。また、新型コロナウイルスによって、どんな影響を受けたのかとも聞いていました」と語ったとか。
さらにホーウェルさんは、「本当に意味のあるディスカッションでした。全員が驚いていました。彼らは写真を撮る機会があっただけではありません。ロイヤルファミリーが重要な仕事のひとつに興味を持ってくれたことはとてもうれしいことでした」と述べたとのこと。
新型コロナウイルスの感染拡大により、3月なかばからロックダウンとなったイギリス。ロイヤルファミリーではウィリアム王子夫妻が中心となって、ビデオ会議で公務をこなしてきました。
女王にとってはこれが初のビデオ通話でしたが、ホーウェル氏は女王が新しいテクノロジーにうまく適応していたと断言。「彼女は魅力的でした。アン王女はすでにいくつかのビデオ通話を経験しており、女王よりリラックスした雰囲気でしたが、女王はカメラの前で完全にリラックスしていました。あと何回か経験すれば彼女は慣れてしまうでしょう」。
94歳になっても現役のエリザベス女王、こうした新しいテクノロジーにも果敢に挑戦するのも元気の秘訣なのでしょう。