エミリオ・エステベスがある新聞記事に着想を得て、完成までに11年の歳月を費やし、製作・監督・脚本・主演を務めた『パブリック 図書館の奇跡』の予告編が公開されました。
『パブリック 図書館の奇跡』は、記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、予測不可能にして笑いと涙たっぷりのストーリーが展開。
アメリカ、シンシナティの公共図書館で働くスチュアート・グッドソン (エミリオ・エステベス)は、様々な利用者の調べ物相談(レファレンス)や、陽気なホームレスたちの対応などに翻弄され、静かで穏やかという図書館のイメージとは真逆の毎日を送っています。
そんなある日、大寒波が到来し、緊急シェルターがいっぱいで行き場を失くしたホームレスの集団が、図書館のワンフロアを占拠してしまいます。ホームレスの苦境を察し、彼らと行動を共にすることを決意したスチュアート。それは緊急時の避難所を求める平和的なデモだったが、警察官のラムステッド(アレック・ボールドウィン)の介入、政治的なイメージアップをもくろむ検察官(クリスチャン・スレイター)の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、事態はみるみる大ごとに。ピザ屋が値段を答えられるかどうかで警察でないことを確かめる、クスッと笑えるシーンも交えつつ、ついには武装した警官隊が強行突入しようとする一触即発の状況へ……。追いつめられたスチュアートとホームレスたちは果たしてどうなるのか?
『パブリック 図書館の奇跡』
7月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:ロングライド
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