昨年の第72回カンヌ国際映画祭でアントニオ・バンデラスが主演男優賞を初受賞、第92回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたほか、数々の映画賞や映画祭で高評価を受けたペドロ・アルモドバル監督の待望の最新作『ペイン・アンド・グローリー』のメイキングムービーが公開されました。
公開されたのは、第62回グラミー賞の授賞式でも注目を集め、先日ラッパーのトラヴィス・スコットとのコラボレーションとなる最新シングル“TKN”をリリースしたスペインの新生スター、ロザリアがその歌声を劇中で披露する一部のシーン。
アルモドバル監督の集大成であり自伝的要素が多分に投影された本作には、ミューズであるペネロペ・クルスも特別出演し、主人公サルバドールの幼少期回想シーンで彼の母親ハシンタ役を演じています。ロザリアは役名もそのままに、ペネロペとの共演を果たしています。四人の女が川辺で洗濯をしながら談笑し声を重ね合う姿には、逞しく温かい、アルモドバルが共に生きてきた力強い女性たちが映し出されています。
『ペイン・アンド・グローリー』
6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ/木下グループ R15+
©El Deseo.