ジョージ・フロイドさんの事件をきっかけに、多くのセレブが人種差別反対の姿勢を明らかにするなか、6月4日(現地時間)に、ジョニー・デップもInstagramに、人種差別に抗議する長文を投稿しました。
ジョニーは6月1日(現地時間)にアトランタ市長のオフィスで行われた、ラッパーのキラー・マイクのスピーチの映像を投稿。このスピーチでキラー・マイクはジョージ・フロイドさんの不当な死に対する抗議とともに、アトランタで起きた暴力行為に対する反対を訴えていました。
その動画に添えたキャプションでジョニーは「大多数のアメリカ人、世界のコミュニティ、そして人間という大きなファミリーが、テレビで一人の男性が亡くなるのを無力に目撃しました。私も、あからさまな蛮行、冷酷な残虐性、そして容赦ない人間性の欠如を目の当たりにしました」と、ジョージ・フロイドさんの事件にショックを受けたことを明らかに。
続けて、恐ろしい事件を振り返り、正義を求めることを表明。「手錠をかけられた男性は、命乞いをしながら、平和を守ることを誓った男の全体重を首にかけられて横たわっていました。この卑怯な行為の被害者であるジョージ・フロイドは、息ができないと警官に言いました。彼が亡くなった彼の母親を呼んだ時、彼を守ることを誓った者たちによって彼の顔が舗道に押しつぶされた時、私たちの心が壊れなかったわけがありません。正義とは、これは私が切実に願っていることですが、ショーヴィン巡査の無頓着さと無関心さが、権力の乱用のグロテスクな実例として、苦悩と苦しみ、そして最終的にはジョージ・フロイドの死に参加したことの恐ろしさを明らかにしてくれることです」。
そして、「無意味なことを理解する方法はありません。奪われた命を取り戻す方法はありません。傷ついた心を癒す方法がないのと同じように。私たちにできることは、人種差別と無知はもはや選択肢ではないと自分自身に誓うことです! 変化が必要です! それを要求するのです!」と人種差別に反対すると同時に皆が変わる必要を訴えたジョニー。
「私の親愛なる友人であるキラー・マイク(ラン・ザ・ジュエルズ)は、素晴らしいミュージシャンであり、アーティストであり、社会正義のための活動家であり、アトランタの警察官の息子です。彼はまた、私が知る限り、最も親切で、思いやりがあり、愛情深い人間のひとりです! この真の政治家の発言に耳を傾けるようお願いします。真の政治家がこれほど必要とされる時はありませんし、これほど不足している時もありません。愛を込めて JD」と、キラー・マイクのスピーチに耳を傾けるよう訴えています。