5月22日、ダコタ・ジョンソンがイギリスのトーク番組『グレアム・ノートン・ショー』にリモート出演しました。
母親は『ワーキング・ガール』で知られるメラニー・グリフィスで、祖母はヒッチコックの『鳥』で有名になった女優ティッピ・ヘドレンという女優一家出身のダコタ。
ティッピは現在、90歳と高齢ながら、ダコタによると今も13〜14頭のトラ、ライオンを飼育しているのだそう! さらに、「以前は60頭ぐらいの大型ネコが家のまわりにいたから。今はずいぶん少ないわ」と語ったダコタ。かつては、トラやライオンが家のなか、敷地内で放し飼い状態だったことが明らかに!
実際、番組では、キッチンでティッピが電話をしているところに、巨大なトラが窓から中に入ろうとする瞬間を捉えた写真、ティーン時代のメラニーがプールに飛び込むところで足首をライオンに噛まれている写真を披露。これらは有名な写真だそうで、顔色ひとつ変えずにそれらの写真を見ていたダコタは、母メラニーの写真に「彼女は足をなくさなかったわ」と、普通にコメント。
もしや、ダコタもトラやライオンに囲まれて育った? と思いきや、ダコタが生まれる前に、トラやライオンたちは広大な囲いのなかで暮らすようになったようで、ダコタ自身はキッチンの窓からトラが入ってきたり、プールサイドにライオンが寝そべっているような環境で暮らしたことはないとのこと。
1981年にティッピは、当時の夫ノエル・マーシャルと共に、子どもたち、そして飼っていたライオン、トラたちも出演したファミリー映画『ロアーズ』を公開。公開までに10年以上かかったというその作品では、撮影が始まる数年前にティッピがチェリーという名前のライオンに頭を噛まれて、頭蓋骨をかきむしられたり、撮影監督だったヤン・デ・ボン(『スピード』シリーズの監督)が、220針縫うケガを負うなどのハプニングが起きたのだとか。
You've never seen a movie like “Roar” and there will never, ever be a movie like “Roar” again. http://t.co/s9DthMM566 pic.twitter.com/PmpmlrmovE
— Tippi Hedren (@Tippi_Hedren) July 12, 2015
そんなことがあっても、さらに約40年経った今、90歳になってもトラ、ライオンとともに暮らしているというティッピ。筋金入りの大型ネコ好きようです。