アメリカでは2001年、日本では2002年に公開されて大ヒットしたリース・ウィザースプーン主演の『キューティ・ブロンド』。2018年に第3弾の製作が決定したと報じられ、その時は2020年2月14日に全米公開予定と伝えられていましたが、すでに5月……。その後、どうなっているのでしょうか? 現在、わかっていることをチェック!
リース・ウィザースプーンは出演&プロデューサーにも名を連ねる
2018年6月、ビキニ姿でプールでくつろぐ、『キューティ・ブロンド』の名物シーンを思い出させる動画をInstagramに投稿し、第3弾製作を認めたリース。米誌『Variety』によると、リースは『キューティ・ブロンド』第3弾で、引き続き主人公のエル・ウッズを演じるのに加えて、リースの製作会社「Hello Sunshine」を通じてプロデュースも行うとか。
ミンディ・カリング、ダン・グールが脚本を担当
2019年5月、ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2のニューヨークプレミアで、リースは『ET Online』に『キューティ・ブロンド』第3弾について、「脚本はもうあるの。まだ何も撮っていないけれど」とコメント。「彼女はとても愛されているキャラクターよ。第1作目のように彼女には冒険して欲しいだけ。とても楽しんでいるわ」と、ストーリーの詳細は明かさなかったものの、脚本はできていると語っていました。
しかし、その後も何も撮影された様子はなく、今年5月18日(現地時間)、コメディエンヌで女優のミンディ・カリングとコメディライターでプロデューサーのダン・グールが脚本を手がけることが発表!
ミンディは女優として『オーシャンズ8』に出演したほか、コメディドラマ『ザ・オフィス』に長年出演。Netflixで配信中の『私の“初めて”日記』の原作、製作を務めています。
ダン・グールはコメディ番組『ザ・デイリー・ショー』、トークバラエティ番組『Late Night With Conan O’Brien』で2度もエミー賞に輝いた脚本家で、Netflixで配信中のドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』のプロデューサーのひとり。
ミンディとダンによる脚本はまったく新しいものになるそう。ミンディと映画『リンクル・イン・タイム』で共演しているリースはInstagramにエル・ウッズに扮したミンディの写真をアップし、「#エル・ウッズ承認済み」と楽しみにしている様子です。
リース以外のオリジナルキャストも出演する?
昨年12月、米誌『The Hollywood Reporter』のYouTubeでリースは『キューティ・ブロンド』第3弾について「すごく楽しくて、おしゃれで、素晴らしいフェミニストなアイデアがいっぱいで、グローバルで、動物もでてくると思うわ。それに1作目のキャストも戻ってくるでしょうね。まずは撮影しなきゃならないけど。それが第3弾についての私の夢と希望。ジェニファー・クーリッジ(ポーレット役)も戻ってきたら、最高ね!」と語り、1作目のキャストの復活を望んでいることも明らかに。
ジェニファー・ロペスと子どもたちも続編を楽しみにしている
米誌『People』によると、今年4月に「Quibi」でスタートした番組『Fierce Queens』のプロモーションでジェニファー・ロペスとインスタライブを配信。そのなかでジェニファーは「4日前に『キューティ・ブロンド』を家族でみたわ」とリースに語りかけたとか。
ジェニファーの12歳になった子どもたち、エメちゃんとマックス君もすごく気に入っていたそうで、「ふたりともスゴく楽しんでいた。あなたも素晴らしかったわ。それで、ウチの娘が“彼女がどうなるのか知りたい”って。だから私は「キューティ・ブロンド2か3があると思うわ」と言ったの」語ったジェニファー。
それに対しリースが「2だけよ。でも3を製作しようとしている」と答えると、ジェニファーは「作るべきよ。あのキャラクターは素晴らしいし、女性を力づけるわ」と大賛成していたとか!
第3弾は予想以上に時間がかかっているようですが、さまざまな障害に見舞われても決して負けずに、信じる道を突き進むエル・ウッズが、あれからどんな人生を歩み、20年後の今はどうなっているのかは、多くの人が気になるところ。もう少し時間はかかりそうですが、第3弾に期待が高まります!