5月14日(現地時間)、キース・アーバンが新型コロナウイルスの感染拡大により、ライブ、コンサート活動がストップして以来初となるコンサートを開催しました。
米誌『People』によると、これはキースが新型コロナウイルスのパンデミックのなかで最前線で働く人々への感謝を伝えるために開催したもの。コンサート会場となったのは、テネシー州ナッシュビル郊外にあるスターダスト・ドライブイン・シアターだとか。
周囲を緑に囲まれた会場には、近隣の病院に勤務する医師、看護師、緊急医療に携わる技師、スタッフら、200人を超える人々が観客として来場したとか。キースはステージから、「今夜、来てくれたみなさんがこれまでやってきたこととこれからもやり続けること、そして、みなさんとみなさんの家族に、ありがとうと言いたいです。このコンサートはみなさんのためのものです。みなさんがお互いに安全な距離を保ち、車内にいる環境でパフォーマンスすることは、とても素晴らしい。みなさんは思いっきり楽しんでください。私はミュージシャンなので、演奏します!」と観客に語りかけたそう。
パンデミックのなかでも、“アーバン・アンダーグラウンド”と名付けたオンラインによるバーチャルコンサートを行ってきたキースにとって、14日のコンサートは“アーバン・アンダーグラウンド”初のドライブイン・スタイルで、観客のなかには妻であるニコール・キッドマンの姿も! 母親が看護師であるニコールは、以前から医療現場で働く人々への感謝を語っているセレブのひとりです。
このスタイルのコンサートを行うには、広い駐車場や敷地のほか、クリアしなければならない条件は多数あると思われますが、キースのこのコンサートがきっかけとなって、今後、徐々にコンサートやライブが行われるようになるかもしれません!