キアヌ・リーヴス、ドウェイン・ジョンソン、クリッシー・テイゲンといった人気セレブが、非営利団体Gold Houseが発表した2020年の「A100リスト」に選出されました。
英紙『Daily Mail』によると、「Gold House」は社会におけるアジア人、アジア系アメリカ人、パシフィック・アイランダー(太平洋諸島の住民)の存在感をより大きくする目的で、ビジネスエクゼクティブ、政治的指導者、エンタメ界のスターにより構成された非営利団体。

昨年は公私ともに大活躍だったキアヌ・リーヴス。DFree / Shutterstock.com
毎年5月に発表される「A100リスト」は、アジア系、パシフィック・アイランダーの人々が民族、世代、業界、大陸を超えて行った貢献にスポットライトを当てるものなのだとか。
その顔ぶれを見ると、エンタメ部門では映画『パラサイト』で今年のアカデミー賞作品賞、監督賞などを受賞したポン・ジュノ監督、『ジョジョ・ラビット』で脚色賞を受賞したタイカ・ワイティティ監督、『フェアウェル』でゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞したオークワフィナ、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』がヒット中のサンドラ・オー、『クレイジーリッチ!』の御曹司ニック役でブレイクし、『G.I.ジョー』最新作に主演するヘンリー・ゴールディング、ドラマ『LOST』『HAWAII FIVE-0』で活躍したダニエル・デイ・キムといった近年、ハリウッドでめざましい活躍を見せている監督、俳優、女優が選ばれています。

『マンダロリアン』のIG-11役でも大活躍のタイカ・ワイティティ監督。Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
さらには、ドウェイン・ジョンソン、キアヌ・リーヴス、モデル&テレビ番組司会者であり、SNSでも存在感を放つクリッシー・テイゲンといった、アジア系、パシフィック・アイランダーというカテゴリーを超えて、ハリウッドを代表する人気俳優、人気セレブとして活躍している人々も。
スポーツ部門には、昨年アジア系初の世界ランキング1位となった女子テニスの大坂なおみの名前も入っています。
ほかにもK-Popアーティスト、ビジネス、テクノロジー、政治など幅広い分でアジア系、パシフィック・アイランダーの人々の名前があり、多くのアジア人、アジア系、パシフィック・アイランダーの人々がそれぞれの分野で活躍していることが示されています。