4月4日(現地時間)、『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルがTwitterで『スター・ウォーズ』への感謝と別れの手紙を公開しました。
『Just Jared』によると、この手紙はシリーズ全9作にボーナスコンテンツが追加されたコンプリートボックスにおさめられるものだそう。マークは「ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まるにあたってのいくつかの思い……#StarWars」とキャプションを添えています。
A few thoughts as one era ends and another begins…#StarWars pic.twitter.com/ZucNHEPtaS
— Mark Hamill (@HamillHimself) April 3, 2020
「なんて素晴らしい旅だったんでしょう」という文章から始まる手紙でマークは、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードとオーディションを受けた時から40年以上にわたる年月を回顧。
「1976年、キャリー、ハリソンと私の3人は当時、『ルーク・スカイキラーの冒険、ホイルス銀河史サーガI:スターウォーズからの引用』と呼ばれていた作品の役のテストを受けていて、この無名の小さな宇宙の動きが信じられないほど想像力に富んだ冒険の数々を生み出し、8つの章でスカイウォーカーの物語全体を語ることになるとは、私たちは知る由もありませんでした」
「みなさんのなかには、40年以上前、映画の公開日にいくつかの映画館のシートで『スター・ウォーズ』を人生に招き入れたことで、僕たちとともに旅に出た人もいるでしょう。他にも、若きアナキンがダークサイドに堕ちていく前日譚3部作、またはまったく新しいヒーローたちが登場した続編3部作で私たちに合流した人々もいるでしょう」
「キャリーがかつて言ったように、スター・ウォーズは家族の物語であり、私たちは全員、これらの物語の共通の経験とそれらが私たちに植え付けた基本的な価値観を共有する巨大なコミュニティとなっています。あなたがスター・ウォーズの銀河系では比較的新人でも、長年のU.P.F(超熱狂的ファン)だとしても、私は皆さんの変わらぬ熱意とジョージの作ったはるか彼方の銀河系への献身に深く感謝しています。この銀河は新しいストーリーテラーによって、ヒーロー、悪役、アクション、ロマンス、そしてもちろんフォースに満ちたより大きな銀河系へと成長し続けます」
そして、マークは「May the Force be with you …always」と手紙を締めくくっています。
『Movieweb.com』によると、『スター・ウォーズ』シリーズでは、実写ドラマ『マンダロリアン』のシーズン2がアメリカでは秋に配信予定となっているとか。また、オビ=ワン・ケノービを主人公とした新しいシリーズ、『ローグ・ワン』前日譚ドラマの製作が進行中ではあるものの、映画の新作についてはまだわかっていないとか。
今は、こうした状況だけに、銀河系の新しい物語が語られるにはもう少し時間がかかりそう? その間、これまでの物語、出来事を振り返り、たっぷり余韻に浸るのもいいかもしれません。