ザック・エフロンがYouTubeチャンネルの『Hot Ones』に登場。『ハイスクール・ミュージカル』で世界的に人気爆発していたアイドル時代にレオナルド・ディカプリオからもらったアドバイスを明かしました。
『Hot Ones』は、司会のゲストが激辛ソースをつけたチキンウィングを食べながら司会のショーン・エヴァンスの質問に答えるというトーク番組。筋肉ボディの持ち主として知られるザックですが、『Hot Ones』でのザックは、さらにひとまわり大きくなった印象? そこでチキンウィングをもりもり食べながら、4月6日(現地時間)からスタートする短編動画配信サービス「Quibi」で始まる『Killing Zac Efron(原題)』のことを含めてさまざまな質問に答えました。
そのなかにザックと有名人のツーショットをみながら、当時を振り返るものがあり、2008年にNBAロサンゼルス・レイカーズの試合をレオと並んで座り、観戦しているザックの写真が登場。それを見たザックはレオと一緒に朝食を食べた時の思い出をシェア。
ザックによると、並んで座っていたふたりだけど、すぐに会話を始めたわけではなかったとか。「僕の心の中に残っていて、本当にクールだったのは、あの晩の僕たちが、話をしてなかったということなんだ」と振り返ったザック。「僕は彼が話すのを待っていた。するとボールが逆サイドにいったとき、彼は帽子を深く下げて、“ねえ、明日、朝食を食べたい?”という感じだった」と話し始めました。
人と親睦を深めるために食事に誘うのは定番ではありますが、朝食というのがちょっと独特。そしてレオは相手チームが得点を決め、誰もふたりのことを見ていない時に、電話番号を書きザックに渡してくれたのだとか。
翌朝、レオは自宅でザックに自分で作った朝食を振る舞ったのだそう。そのメニューとは、「彼はワッフルを何枚か焦がした。それで僕らはパンケーキをシェアした」と笑ったザック。「おいしかったよ」。
その当時のザックはレオに聞きたいことが山ほどあったそう。特に聞きたかったのは、大勢のパパラッチに対する対処法。当時、ザックが家のドライブウエイから車を出すと10台は後に付いてくるのがルーティンになっていたそうで、レオの隣に座っている間もザックは、レオは長年、どうやってこれに対処しているのだろう? と思っていたのだとか。
これに対してレオは、「率直に言って、君はちょっとうんざりしているんだね」。「ええ、こんなにたくさんの車が付いてきたことはありません」とザックが言うと、レオは「確かにおかしい」。その時、ザックはレオの目を見て、自分が常に感じていた不安やストレスをレオが感じてくれたと思ったそう。するとレオは「気にするな。君は大丈夫」と言ってくれたのだとか。

2008年、ヴァネッサ・ハジェンズとの交際も大注目を集めていたザック・エフロン。Entertainment Press / Shutterstock.com
キャリアをスタートさせたばかりの人間にとって、スペシャルな瞬間だったと振り返ったザック。「彼が時間を作ってくれたことに本当に感謝しているんだ。気持ちを楽にしてくれて、助かった。若い人に気を配るのって、ハリウッドでは最大の手助けだと思う」と語ったザックは「ありがとう、レオ」と改めて感謝しています。