映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で米アカデミー賞をはじめとして、主要な映画賞を数多く受賞したブラッド・ピット。映画のなかには、注目シーンが数多くありましたが、なかでも多くの人の心を掴んだのは、ブラッドのシャツ脱ぎシーンではないでしょうか?
ブラッド演じるスタントマンのクリフ・ブースがレオ演じるリック・ダルトン邸の屋根の上にのぼり、アンテナを直すあのシーン。56歳のブラッドの鍛えたボディがカリフォルニアの太陽のもとで輝いていました。
『People』によると、3月31日(現地時間)、エイミー・シューマーのポッドキャスト『3Girls, 1 Keith』に出演したクエンティン・タランティーノ監督がそのシーンについて言及したとか。
それによると、あのシャツ脱ぎシーンは監督の当初の考えとは違ったそう。「面白いことに、公ではブラッドはそういうことに関してシャイだ」「同時に彼はまさに時を心得ている」と語ったタランティーノ監督。「僕は“じゃあ、ハワイアンシャツのボタンを外して、それを脱いで、それからチャンピオンTシャツを脱いで、って考えていたと思う」。
しかしながらブラッドはそのアイデアに疑問を呈したのだとか。「本当に? 全部のボタンを外すって、冗談だよね。イッキにいくよ!」とブラッドに言われ、監督は「OK。この男はわかっている。達人に彼の仕事をしてもらうことにしよう!」とお任せすることにしたのだとか。
それまでも『テルマ&ルイーズ』『ファイト・クラブ』などで美ボディを見せてきたブラッド。実はちょっと泣き虫なリック・ダルトンとは対照的にワイルドなクリフ・ブースには、シャツとTシャツのイッキ脱ぎがふさわしい!!
タランティーノ監督がブラッドの意見を取り入れてくれて本当によかった……と、思わずにはいられません!