世紀の発明王トーマス・エジソンとカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスのビジネスバトルを描いた『エジソンズ・ゲーム』より、ベネディクト・カンバーバッチ演じるエジソンとトム・ホランド演じるエジソンの秘書インサルが激しい口論を繰り広げる本編映像が公開されました。
傲慢なエジソンに対し、唯一苦言を呈することができた秘書のインサルは電流戦争のさなか、ウェスティングハウスに起こったある不慮の事故に対し「彼(ウェスティングハウス)に負けたくない一心で事故を利用した」「彼を列車で轢いたも同じ」とエジソンに詰め寄ります。しかし、「私は危険性を指摘しただけだ」「彼はブレーキだけ作っていればよかった」と、自身の非を認めることはなく強がるように笑みを浮かべながら答えるエジソン。しかし「考えを改めてください」と食い下がるインサルに「交流方式は人を殺す!」とエジソンは鬼気迫る表情で声を荒げます。
助言に耳を傾けることもなく、あくまで自身のやり方に固執し続けるエジソンにインサルは「あなたは頭がいいが、私はあなたの“奇跡”よりもその主義に感銘を受けた」「白熱電球の発明者はあなたではない」と言い放ちます。二人の関係はこの後、どうなってしまうのでしょうか。そして電流戦争の行方は?
インサルを演じたトム・ホランドはこの印象的なシーンに「ある場面で、インサルが一生懸命(エジソンに)言い返しているところがあるんだ。ちっぽけな僕がベネディクトに、あなたは間違っていると言う。すると、ベネディクトが僕を怒鳴りつけるんだよ。度肝を抜かれすごく怖かった。でも最高の場面になったね」と、役にも関わらず、ベネディクトの気迫は恐怖を感じるほどだったと明かしています。
『エジソンズ・ゲーム』
4月3日(金)、TOHO シネマズ日比谷他全国公開
配給:KADOKAWA
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