3月8日(現地時間)、映画『クワイエット・プレイス PARTⅡ』のワールドプレミアがニューヨークで開催され、主演のエミリー・ブラントをはじめとする豪華キャストが登場しました。
レッドカーペットには、主演のエミリー・ブラントと、プライベートでもエミリーのパートナーであり、前作で夫リー役を演じ、今作でも前作に引き続き監督を務めるジョン・クラシンスキー、アボット家の息子マーカス役のノア・ジュプは欠席だったものの、娘リーガンを演じるミリセント・シモンズも登場。アボット一家集合に会場から大きな歓声があがったそう。
監督のジョン・クラシンスキーは「大きく派手なだけの続編映画は作りたくなかった」と本音を明かし、スケールアップした本作は「生存者は恐怖だらけの環境で、より恐ろしい時代を生きているんだ」と説明。新キャラクターについて、「キリアンとジャイモンが加わってくれたのは、とても素晴らしかった。観客は初め、彼らに曖昧な感情を持つことになる。良い奴か悪い奴かわからないうえ、信じて良いのか、信じてはいけないのかもわからないからね」と期待が膨らむコメントを述べました。
強き母・エヴリンを演じたエミリーは「エヴリンというキャラクターが大好きだったから、彼女をもう一度演じることができて嬉しかった。周りの出来事が彼女を感情的にするから、より緊張感を保ちながら演じたわ」と語り、監督とは「彼は非常に協力的で、私のアイデアも喜んで聞いてくれる。私たちが一緒にうまく働ける理由は、お互い創造的で、好きなことや心を動かすことに、お互いが合わせることができるからなの」と夫婦で取り組む秘訣を語りました。
ミリセント・シモンズは「撮影での思い出はいっぱい! 楽しかったのは自分でスタントしたこと。ようやく今回、自分でスタントに挑戦したと言えるの」と笑顔でコメント。スケールアップした本作について、「今回はよりエモ―ショナリーで、アクションが増えてるわ! 彼らは安全を模索するためにそれぞれ旅に出るの」と明かし、「本作をぜひ観てください! きっとあなたは怖がるはず!」と手話で日本のファンに向けてメッセージをおくりました。
また、新たな“謎の生存者たち”を演じる新キャストのキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーも登場。“謎の生存者”エメット役で出演したキリアンは、オファーを受けた時、「髭を伸ばさないとならない! って思ったよ(笑)」と冗談を飛ばしつつも、「1作目をとても気に入っていたのでワクワクした」と当時の心境を振り返ります。自身が演じる新キャラクターについて、「彼は出口のない旅を続けている複雑でエモーショナルなキャラクターなんだ。演じていて楽しかったよ」と語り、最後に、「この映画を楽しんで欲しい」と日本のファンへメッセージを寄せました。
ジャイモンは、「エミリーとジョンは素晴らしいカップルだよ。一緒に取り組んで、さらなるレベルへと作品を仕上げた」と絶賛。そして、「車の運転で死にかけたよ!」と衝撃の撮影秘話も明かしたとか。
“沈黙”の中でただ生き延びようと怯えていた前作から物語が大きく動き出す本作。燃えてしまった家を後に新たな避難場所を探しに出発するアボット一家に何が起こるのか……。音を立てたら、“超”即死」の世界を舞台に描く、“沈黙”のサバイバルバトルに注目が集まります。
『クワイエット・プレイス PARTⅡ』
配給:東和ピクチャーズ
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