3月1日(現地時間)、デヴィッド・ベッカムが共同オーナーのひとりである、MLS(メジャーリーグ・サッカー)インテル・マイアミがロサンゼルスでロサンゼルスFCと対戦しました。
今季からMLSに新規参入したインテル・マイアミ。試合は残念ながら0-1でロサンゼルスFCに敗れ、初戦を勝利で飾ることはできませんでしたが、スタジアムにはヴィクトリア・ベッカム、ブルエヴァ・ロンゴリア、リヴ・タイラー、セレブヘアスタイリストのケン・ペイヴス、セレブシェフのゴードン・ラムゼイら数多くのセレブが応援に駆けつけたよう。また、長男ブルックリンと交際中の女優ニコラ・ペルツの姿もあったもようです。
自他共に認める頑固さと忍耐で夢を現実に
インテル・マイアミはデヴィッドのほか、大手建設会社オーナーのMas兄弟、ボリビア人ビリオネアのマルセロ・クラウレ、孫正義さんが共同オーナーをつとめています。開幕に先がけデヴィッドはBBCのインタビューで「ここ数年はジェットコースターに乗っているようだった」と、一筋縄ではいかなかったことを告白。
「ヴィクトリアはウキウキでマイアミに出かけては、少しがっかりして戻ってくる自分を見てきました。ここ数年はジェットコースターに乗っているようで、家族のサポートはとても大きかった。いいことも悪いこともあり、ヴィクトリアはそれを私と一緒に見てきました。彼女はとても誇りに思ってくれていて、私たちのために喜んでくれています」とヴィクトリアのサポートが大きかったことを明かしています。
そんなデヴィッドの新規クラブ参入プロジェクトの始まりは2007年。LAギャラクシーにプレーヤーとして移籍したとき、契約に2,500万ドルで新チーム設立の権利が与えられるオプションを含めていたのだとか。
その後、2012年にLAギャラクシーを退団し、パリ・サンジェルマンでプレーしたデヴィッドは、2013年5月に現役を引退。2014年にオプションを行使し、新チームを作る場所にマイアミを選んだことを発表しました。
それ以来、デヴィッドは本拠地となるスタジアムのロケーションと計画の問題に耐え、MLSから許可が下りるのを辛抱強く待つことになったとか。「妻は私が頑固だと言いますが、この点では同意しますよ。過去7年間、私はマイアミを去って、別の町にすることもできましたが、これが正しいことだとわかっていました」とあくまでマイアミにこだわったことを明らかに。
「忍耐は私が子どもたちに一所懸命働くことについて語る時によく言うことです。過去数年に起きたことすべてを物語るもので、忍耐、頑固、ただクソ頑固であることが正しいことだったのです」と語ったデヴィッドは、2018年1月にマイアミで新クラブ設立の記者会見を開催。その時には多くのセレブたちから祝福コメントが寄せられたのは記憶に新しいところ。
それからアッと今に2年が経ち、ようやく初戦を迎えることができたインテル・マイアミ。初戦は負けてしまいましたが、MLSの人気はこれからますます高まる予感? デヴィッドもスタジアムに姿を見せることが増えるはず。今後のインテル・マイアミの躍進に期待大です。