『007』最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の最新映像が公開されました。
解禁された映像は、本作でボンド役引退を公言したダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと殺しのライセンスを有するコードネーム“00(ダブルオー)”を2年前から与えられているという女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)の二人のクールなサングラス姿が。「乗ったことは?」と尋ねるボンドに対し、「ないわ」と一言、余裕たっぷりに返してみせるノーミ。すると、二人が乗る小型のポッドのような機体が飛行機の格納庫から急発進し、空中へ真っ逆さまに落下。ポッドは落下しながらなんと両翼を広げ小型飛行機へと早変わりし、大空へと飛び立っていきます。独創性あふれるガジェットと大胆なアクションというシリーズの醍醐味が凝縮されたド派手なフライトシーンで幕を開けます。
すでに明かされているアクションシーンに続き、ダニエル版ボンドの1作目『007/カジノ・ロワイヤル』の最後を連想させる水中で険しい表情のボンドは一体に何を語るのか。さらに、酒場風の建物からタキシード姿で華麗に銃を操るボンドが登場し銃を乱射。ボンドの恋人マドレーヌ(レア・セドゥ)は思い詰めた表情を浮かべています。ほかにもラミ・マレックが演じるシリーズ史上一番ヤバい敵、前作『スペクター』に続き登場するM(レイフ・ファインズ)、宿敵ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)、アナ・デ・アルマス演じる新キャラクターらが続々と登場し、なかにはボンドがよき理解者として敬愛していた前任のM(ジュディ・デンチ)の肖像画も!
「彼女の秘密を知れば、君は死ぬことになる」とマドレーヌがボンドに関わる大きな秘密を抱えていることを示唆する謎めいたセリフから、これまでの事件に隠されたさらなる新事実が明らかになることも想像させます。映像に挿入されている「最新作(25作目)がすべてを変える」が、ダニエル版ボンドの集大成、約50年にわたり続いてきたシリーズの重要な転換点となることを期待させる映像に仕上がっています。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』
配給:東宝東和