2016年に米FOXニュースで起きたセクハラスキャンダルを描いた映画『スキャンダル』で、売れっ子キャスターのメーガン・ケリーを演じ、プロデューサーも務めたシャーリーズ・セロンのインタビューが解禁されました。
自分の撮影がない日にも現場にいて作品の制作に力を注いだというシャーリーズは、この作品の重要性について「この作品に描かれているテーマが普遍的であるということを、日々、実感している。ニュースでも取り上げられて世間的にも話題になっている。こういった流れを生んだ人物にスポットを当てるのはよいことよ」とコメント。
ハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルに触れつつ、作品で描かれているようなハラスメント問題についても「これは否定できない事実だし、もう無視できない物語よ」と訴えます。さらに、FOXニュースのベテランキャスターであったグレッチェン・カールソンを演じたニコール・キッドマンについて、「ニコールがグレッチェン・カールソンを演じたのだけど、本当に素晴らしかったわ。努力もそうだし熱心な取り組み方も、映画をサポートしたいという情熱には感動したわ」とその印象を明かし、「この映画を推し進めなくてはいけなかった時彼女に電話をしたの。すごく恐れながら、ニコールが企画から外れるかどうか聞いてみたの。『シャーリーズ、私はどこにも行かないわ。あなたの味方よ』と言ってくれた。彼女のような味方がいてとても心強かったわ」と、というエピソードも披露しています。
『スキャンダル』
2月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:ギャガ
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