アメリカ初の電力送電システムを巡る、エジソンとライバルの壮絶なビジネスバトル(電流戦争)を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』。ベネディクト・カンバーバッチが演じた天才発明家エジソンにとっての最強ライバルで、マイケル・シャノンが演じたカリスマ実業家ジョージ・ウェステイグハウスの場面写真が解禁されました。
ウェスティングハウスは目的のために手段を選ばないエジソンとは対照的な人物だったとか。脚本を務めたマイケル・ミトミックはウェスティングハウスについて、「このセリフは劇中にも出てくるんだけど、『良い働きをする人間は与えられた時間で適切な仕事をする』と彼は言ったんだ。それで彼は、従業員が野球をしに行けるように、土曜日を半分休みにした」というエピソードを明しています。
マイケルはそんなウェスティングハウスについて聞かれると「彼は優しくて、思いやりがある人間だったらしい。僕は英雄を演じるのは得意ではないけれど、それでもその人に近くなるよう努力はしたよ」と今まで悪役を演じることが多かった彼ならではの悩みを告白。
エジソンとウェスティングハウスは実際に会うことはほとんどなく、戦いの中心は新聞の記事を通してだったとか。それは作品でも同様で、エジソンとウェスティングハウスが同じ画面に映ることは多くないそう。マイケルは「僕らは一緒に時間を過ごすことはあまりなかった。でも、最後の方に一緒の場面があって、人生の脚本を教えてくれるその場面の脚本は本当によく書かれていて、その時の撮影はとても楽しかったよ」と短いながらも濃密であったベネディクトとの撮影を振り返っています。
一方、ベネディクトは最強のライバルを演じたマイケルについて「マイケルは最高だ。マイケルは豪快な人だ。彼は人としていろんなものを持っている人だ。落ち着いているし、冷静で、でも冷たいとかではなく落ち着きがあるって意味で。彼といると本当に心地がいいんだ」と劇中の彼らの関係では想像できないほどの絶賛をしています。
『エジソンズ・ゲーム』
配給:KADOKAWA
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