映画『スキャンダル』でFOXニュースのメインキャスターの座を狙う野心的な若手ケイラ・ポスピシルを演じたマーゴット・ロビーのインタビュー映像が解禁されました。
2016年にアメリカのニュース放送局「FOXニュース」で実際に起きたスキャンダルを描いた映画『スキャンダル』。シャーリーズ・セロンが演じたメーガン・ケリー、ニコール・キッドマンが演じたグレッチェン・カールソンは、実際にFOXニュースのキャスターだった人物ですが、マーゴットが演じたケイラ・ポスピシルは、FOXで働いていた2人の女性の実際の体験談を組み合わせた架空のキャラクター。当時のFOXニュースのCEOロジャー・エイルズから現在進行形でセクハラを受けている対象として登場します。
マーゴットは、脚本を読んだ時の印象について「自分の道徳的な深い部分に響いて、この物語の一部になりたいという衝動にかられたの。職場でのセクハラに関する内容だけれども、とても複雑に描かれていた。この革命がついに軌道に乗り始めたと思った。私たちには、この問題の曖昧なグレーゾーンについて深く追求する機会がなかったと思う。そしてこの物語は決して、単に犠牲者を擁護するものではない。それよりも、もっと複雑で、脚本を読んだ時、チャールズ・ランドルフが非常に複雑な登場人物を用いて、問題の複雑さを見事に描いていると思った」と、本作のテーマの複雑さを語ります。
『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』など自身が出演している作品に、プロデューサーとしても参加しているマーゴット。この作品でメーガン・ケリーを演じながらプロデューサーも務めたシャーリーズについて、「本当に最高! カッコいい!」「彼女は真のプロデューサーだと思う。名ばかりのプロデューサーとは比べものにならない。彼女は現場にいなくてもいい日でも、必ず現場にいる。この企画が始まった頃から、この作品に身を注いできたのが分かるの。彼女は、(監督の)ジェイや(脚本家の)チャールズと同じくらいこの映画に相当なエネルギーを注いできたのだと思う」と、シャーリーズの作品への姿勢を絶賛しています。
『スキャンダル』
2月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:ギャガ
© Lions Gate Entertainment Inc.