全世界待望の「007」シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌をビリー・アイリッシュが手がけることが発表されました。
18歳で200万枚以上を売り上げ、グラミー賞にノミネートされているビリー・アイリッシュは、同様に複数のグラミー賞にノミネートもされた兄のフィネアスと共同制作し、ボンド・シリーズの主題歌を手掛け歌う史上最年少のアーティストとなるそう。
プロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、「ビリーとフィネアスが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のために、力強く感情に訴える、さらに本作のストーリーの心情を描いた楽曲を作詞作曲したことを発表できてワクワクしています」とコメント。
ビリーは「この曲を手掛けるのはあらゆる点でクレイジーだった。この伝説的なシリーズの最新作の主題歌を手掛けるのは非常に光栄なこと。ジェームズ・ボンドは史上最高の映画シリーズよ。今でもショック状態」。フィネアスも「ボンド映画の楽曲を手掛けることは僕らの長年の夢でした。『007/ゴールドフィンガー』や『007/死ぬのは奴らだ』のようにこれほどまでに作品と音楽が融合しているシリーズはありません。この伝説的なシリーズで一役を担えたことをとても幸運に感じています。007、万歳!」と語ったそう。
キャリー・フクナガ監督は「ボンドの主題歌を手がけるアーティストは限られている。僕はビリーとフィネアスの大ファンです。創造に対する誠実さ、実力は誰にも負けていません。次世代に響く彼らの声は本作に新たなる発見をもたらしています。この楽曲を皆さんに披露できる日が待ち遠しいです」とコメントしています。
ビリーは、デビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア、ドゥ、ウィ・ゴー?』を2019年3月にリリース。アメリカのBillboard 200で初登場1位、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、世界17カ国でもリリースされています。シングル『bad guy』は、Billboard Hot 100とTOP 40で初めて1位を獲得。グラミー賞「ソング・オブ・ザ・イヤー」と「レコード・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされました。『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア、ドゥ、ウィ・ゴー?』は、2019年だけでなく、この10年間に北米でデビューしたアーティスト(男性、女性、グループ)において最も売れたデビューアルバムで、Billboard 200で1位を獲得してから、再び1位に返り咲いています。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』
配給:東宝東和
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