元テニス女王セリーナ・ウィリアムズがニュージーランドで開催されたASBクラシック女子シングルスで優勝。2017年1月の全豪オープン以来3年ぶり、娘オリンピアちゃんの母親になって初めての優勝に、拳を突き上げて喜びを表現しました。
1月12日に行われた女子シングルス決勝で、ジェシカ・ペグラを6-3、6-4で下したセリーナは、両手を高くあげ、歓喜の叫び声をあげていた様子。そんなセリーナに観客は大きな拍手をおくりました。
A first title in three years for @serenawilliams !
She beats Pegula 6-3, 6-4 at @ASB_Classic ! pic.twitter.com/EUnWlLAQQe
— WTA (@WTA) January 12, 2020
産後、ツアーに復帰してからは何度か決勝まで進出したものの、優勝はなかったセリーナ。『People』によると、試合後セリーナは「すごくいい気分です。長い時間かかりました。この瞬間を2年待っていたんです。ホッとしているのが顔に出てると思うわ」と喜びのコメント。
さらに、セリーナは「すべて正しくやっていると思えないとき、もしくは正しくやっているのに結果が出ないときは、自分が自分の最大のチアリーダーにならなきゃいけない」と、この数年間、諦めずに自分を励まし続けてきたことも明らかに。昨年末には、マイク・タイソンからパンチの指導を受けるなど、激しいトレーニングを重ねてきたセリーナ。ついにその成果が結果となって現れれ始めたようです。
また、セリーナは賞金4万3,000ドルをオーストラリアの森林火災のチャリティに寄付することも発表。セリーナはロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、大坂なおみらと共に、1月15日に行われるオーストラリアの森林火災の被害支援のためのチャリティマッチにも出場することが発表されています。
そしてもちろんセリーナは1月19日に開幕する全豪オープンにも出場予定です。