1月5日(現地時間)に行われたゴールデングローブ賞授賞式で、映画『ジュディ 虹の彼方に』でタイトルロールを演じたレネー・ゼルウィガーがドラマ部門主演女優賞を受賞しました。
『ジュディ 虹の彼方に』は、ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランドが47歳の若さでこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いたもの。
元々ジュディの大ファンだったというレネーは、リハーサルのさらに1年前から特訓を積む気合いの入りぶり。他の追随を許さない演技力と、圧倒的ステージパフォーマンスで多くの人々を魅了した伝説のミュージカル女優を演じ切るため、歌い方はもちろん、細かい仕草まで徹底的に体に叩き込んだのだとか。
そして、自ら劇中歌を全曲歌唱する魂のパフォーマンスで、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演女優賞を勝ち取りました。同賞受賞は、2003年の『シカゴ』以来17年ぶり。レネーは受賞スピーチで「17年を経てここに立てるなんて本当にうれしいです。(祝辞略)本作に関わる皆で私たちの偉大なアイコンを讃えることができたのは、私の人生に訪れた最高の幸運です。この映画を通して交流した世界中の人々が、ジュディ・ガーランドへの愛を表現してくれました。彼女の功績と人柄をもって、自分の人生で何を選ぶか自分で決めることの重要性や互いを尊重することを改めて教えてくれました」と語りました。
『ジュディ 虹の彼方に』
3月6日(金)全国ロードショー
配給:ギャガ
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