オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンの代理人がニコールと夫キース・アーバンがニューサウスウェールズ州地方消防局に50万ドル(約5400万円)寄付したことを発表しました。
オーストラリアでは昨年9月から大規模な森林火災が続いており、すでに甚大が被害が出ているうえにさらなる被害の拡大が懸念されています。
ニコールとキースはニューサウスウェールズ州にある自然豊かなサザン・ハイランズに邸宅を持っており、クリスマスを一家で過ごしたばかり。ニコールの代理人は「彼らの家は火災にあってはいませんが、脅威にさらされています。ですから、彼らは注意を払っています」と付け加えたのだとか。
そんなニコールは1月4日(現地時間)、ゴールデングローブ賞の前日にビバリーヒルズで開かれたGold Meets Golden Eventに出席。このイベントで、ニコールは『ビッグ・リトル・ライズ』の演技により、テレビシリーズにおけるBest Performance by an Actress にノミネートされていたのだとか。
しかし、『People』によると、この日のニコールは見るからにいつもと違っていたそう。まずファッションはレッドカーペットに関わらずゴージャスなドレスではなく、デニムとTシャツにコートを羽織り、フラットシューズを履いた、“ちょっとご近所まで”スタイル。
ニコールはレッドカーペットでリポーターに「オーストラリアで起きていることに気をとられていて、ごめんなさい」とコメントしたとか。
さらにInstagramで「私たち家族のサポート、思い、祈りはオーストラリの火事で被害を受けた全員の人々とともにあります。私たちは今大変な仕事をしている地方消防局に50万ドル寄付しました」というキャプションと共に、火災に関する寄付の受付先をシェアし、寄付を呼びかけました。
ニコールの夫キースも同じ内容をInstagramに投稿。オーストラリア出身のマーゴット・ロビーも自身の子どもの頃、オーストラリアの自然のなかで撮った写真を紹介しつつ、サポートを呼びかけています。
また、ピンクも50万ドルの寄付を公表するなど、セレブの間でもオーストラリア森林火災被害への支援が広がっています。