世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルが!頭脳でトップに立つクリエイターであるエジソンに対して、戦略で支配を広げるカリスマ実業家、ジョージ・ウェスティングハウスによる壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描いた映画『The Current War(原題)』の邦題が『エジソンズ・ゲーム』に決定。併せて日本版ポスターが解禁となりました。
アメリカ初の電力送電システムを巡る、エジソンとライバルたちの闘い<電流戦争>があったからこそ、現代の私たちは豊かな暮らしをおくっています。『エジソンズ・ゲーム』は歴史の一大トピックの映画化。莫大な金が動く特許の争奪戦に、名誉をかけた裁判。その影で横行するスキャンダラスなネガティブキャンペーンと裏取引──超一流の天才たちによる、息もつかせぬ本気の闘いの全貌が明かされます。
エジソンを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ、ウェスティングハウスはマイケル・シャノン。ふたりの対決の鍵を握る若き天才科学者テスラにニコラス・ホルト、エジソンを支える助手にトム・ホランドと、英国とハリウッドの美しき男たちが集結しています。
当初、この作品はワインスタイン・カンパニーの作品として、2017年にトロント国際映画祭でお披露目され全米公開をが予定されていたそう。しかし共同創業者のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が発覚、同社は破産し、映画は公開延期に……。
その後、ワインスタイン・カンパニーは買収され、新たな101 Studiosという配給会社により、今年10月、全米公開を実現したばかり。この復活劇に一役買って出たのは、巨匠マーティン・スコセッシ監督なのだとか。当初のトロント映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられた、製作陣にとって不本意なバージョンだったそう。アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮であるスコセッシ監督は、それを完成版と認めず製作陣による再編集を支援。監督たちは、超多忙なスター俳優たちを集め、たった1日限りの再撮影を敢行。元のバージョンから10分を削り、新たに5つのシーンを追加した渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させ、2年越しの全米公開となる奇跡の大逆転を成し遂げました。
『エジソンズ・ゲーム』
配給:KADOKAWA
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