エドワード・ノートンが監督・脚本・製作・主演を務めた『マザーレス・ブルックリン』の本編映像が解禁されました。
解禁されたのは、エドワード・ノートン演じる主人公ライオネルとウィレム・デフォー演じる謎を知る男ポールが、ニューヨークのダイナーで会話をするシーン。ブルース・ウィリス演じるボスのフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継いだライオネルは、大規模な開発計画に対する公聴会の場でポールと出会います。
新聞記者であると身分を偽るライオネルはどこか訳有りなポールに話を聞くことになり、二人でダイナーを訪れます。くたびれた格好のポールだが、ダイナーに入ると早々にチーズケーキを頼み、早速ライオネルに「何でも好き放題」と街を牛耳るBA(区監督局)の話を語り出します。
本当の新聞記者ではないライオネルはBAが何なのか分からずに訊ねるが、ポールから叱責された事で障害の発作が出てしまいます。やがて、ポールは「組織は一人の人間の長い影にすぎない」という思想家・哲学者エマソンの言葉を引用し、区監督局の実力者で権力を持つ男モーゼスの支配振りを明かす……。
ちなみに、エドワードはこのダイナーに関して、「私とウィレムのシーンのダイナーは、ウィレムと私の自宅の中間にあります(笑)」という裏話も明かしており、二人の“地元”で撮影された貴重なシーンとなっています。
『マザーレス・ブルックリン』
2020年1月10日(金)新宿ピカデリー他にてロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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