ウィリアム王子とキャサリン妃がBBCのクリスマススペシャル番組『A Berry Royal Christmas』に出演。そこでケーキ作り対決にのぞみました。
12月16日(現地時間)に放送されたクリスマススペシャル番組で、キャサリン妃は『ブリティッシュ ベイクオフ』シリーズでおなじみの料理研究家メアリー・ベリー、ウィリアム王子は『ブリティッシュ ベイクオフ』のシーズン6で優勝したナディア・フセインとそれぞれコンビを組み、ロールケーキ作りに挑戦。
この対決では、メアリーとナディアは作り方を教えるけれど、手は出さないのがルールだったよう。その途中、ペーパーの上に広げた生地にクリームを塗り、それを巻いていく時のこと。ナディアが「ここはちょっとトリッキーだから、ものすごく手伝いたいけど。手伝わないわ!」というと、ウィリアム王子が「彼女は見てないよ!」と小声で言ってズルをそそのかすシーンが! そしてそれぞれがペーパーの端を持って生地を巻着始めたところで、横から「手伝っちゃだめよ!」「プレッシャーをかけちゃダメ!」というクレームの声が!
これに対してウィリアム王子が「教えてくれているんだよ!」と反論するという、ちょっと笑える光景が繰り広げられています。
さらにメアリーがウィリアム王子がちゃんとできているか見に行くと、王子が「境界線があるからね。こっちは僕側でキミがあっち側だから!」と追い払うというコントのようなシーンも。
そうしたやりとりを経て、ケーキは完成。内部の渦巻きの美しさもチェックしたメアリーは「引き分けよ」とクリスマスにぴったりな判定を下し、対決は丸くおさまったようです。
キャサリン妃がルイ王子が初めて発した言葉を明かす
そんなウィリアム王子がズルしようとしていた一方で、キャサリン妃とメアリーの間では、もっとほのぼのとした会話がおこなれていました。
メアリー:ウィリアムはあなたに料理してくれたことはある?
キャサリン妃:時々、作ってくれるんです。朝食はとてもおいしいですよ。大学時代、彼はほとんどの食事を作っていたんです。私に好印象を与えたかったんでしょう(笑)。ボロネーズソースとか、そういうのを作ってくれました。
大学時代ルームメイトだったというウィリアム王子とキャサリン妃。ふたりの青春時代を想像させるステキなエピソードです。
また、キャサリン妃は「ウィリアムの家では、クリスマスプレゼントをクリスマスイブに開けるのが伝統なんです。すごくラブリーですよね」とロイヤルファミリーのクリスマスの習慣も明らかに!
さらに、『Daily Mail』によると、番組のなかでキャサリン妃は「ルイが初めて発した言葉のひとつはメアリーだったんです」と、ルイ王子がしゃべった初めての言葉を大発表! ママやパパでなくメアリーだったというのはちょっと意外ですが、なんとそのネタ元もメアリー・ベリーだそう。
「私のレシピ本を置いているキッチンの本棚の高さがちょうどルイの背丈と同じなんです。子どもって顔に注目するでしょう。そしてあなたの本すべてにあなたの顔があるから、彼は“これはメアリー・ベリー”って言おうとしたんでしょうね。もし彼が今日の番組を見たら、あなたがわかると思いますよ」とキャサリン妃はメアリーに語ったとか。
現在、1歳8カ月のルイ王子、かなり若い段階でメアリー・ベリー(84)の顔を脳に刻み込んでいるようです。