12月12日、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のキャスト、監督らが登壇し、記者会見が行われました。
前夜に行われたレッドカーペットイベントに続き、記者会見にはレイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザック、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、さらには脚本家のクリス・テリオも登場。
いよいよ物語が完結することについて、監督のJ.J.エイブラムスは「2年以上かけて撮影し、ついにみなさんに披露できるのが楽しみ。ここに来ている俳優たちの演技は素晴らしいですし、ILMの映像技術も最高の仕上がりとなっているので、そこにも注目して欲しい」と自信のほどを語りました。
一方、デイジー、オスカー、ジョンら俳優陣は、口々に終わってしまうことへの寂しさを吐露。デイジーは「J.J.と脚本家のクリスは物語を作るという大きな責任を負っていたわけですが、私たちキャストはふたりが作った世界でとても楽しむことができました。オスカーやジョンと一緒に仕事ができないのはさびしい」と語り、オスカーは「正直言って、公開しない方がいいような気がしています。公開されたら、ここにいる友人たちともサヨナラですから」とコメント。
ジョンは「世界公開されるともう自分たちのものではなくなり、観客のみなさんのものになるわけです。デイジーやオスカーと一緒に仕事ができないのはちょっとほろ苦い思いです」と語りました。
真の悪役はC-3PO説が浮上!?
最初の作品から42年にわたりC-3POを演じたアンソニーは、公開を前に、「あと数日でこれまで秘密にしなければならなかったことを、隠さなくていいという安堵感はあります」と感慨深げ。
しかし、「予告編に登場する「最後にもう一度だけ」「友人たちに」というせりふの真意を問われると「これはとても美しいセリフ。友人、仲間へのお別れかもしれないし、みなさんへのお別れかもしれませんね。あと数日待てばわかりますよ。とにかく感動的なセリフであることは確かです。そしてJ.J.が素晴らしい編集をしてくれていますので、ぜひ意味をいろいろ考えて欲しいですね」と期待をさらに高める発言。
また、真の悪役はC-3POではないかという巷の説について問われると、「とても興味深い」と語り、「C-3POは42年間のスター・ウォーズの歴史を紡いできたわけですが、同時に闇も紡いできています。彼は金色のマスクを被っていますが、それは闇を欺く隠れ蓑かもしれませんよ」と、答えを煙に巻いていました。
レイの出生の秘密は完結編で明らかになる
また、会見では、デイジーに「レイの出生に関する謎は明かされますか?」という重要な質問が投げかけられるシーンも。これに対し、デイジーは「明かされます」と断言。「前作『最後のジェダイ』が終わった時、私は彼女が学んだことに満足したのですが、レイ自身がさらに前に進むためには、これまで失ったものを知らなければいけないと感じていました。今作でレイはそれを模索し、ナゾは明らかになります」ときっぱり語ったのは、記者会見のハイライトのひとつに!
長年のナゾも明らかになることが判明した完結編である『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。いったいどのような結末となるのでしょうか。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
12月20日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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