11月24日、幕張メッセで開催中の東京コミコン2019のトークイベントに来日中のジュード・ロウが登壇しました。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズでのダンブルドア、『シャーロック・ホームズ』シリーズのドクター・ワトソンなど、人気キャラクターを演じているジュード。役作りの方法を聞かれると、「まず脚本を読む。そして楽器を弾くなど求められることがあるなら学び増す。それからキャラクターの背景を勉強するのですが、個人的にみなさんにおすすめしたいのは監督の指示に従うことですね」と語りました。
「とはいえ、限界はあります」と続けたジュード。「『ヤング・ポープ 美しき異端児』で演じているのは、ローマ教皇ですし、『キャプテン・マーベル』で演じたヨン・ロッグはエイリアンですから。できる限り想像力を働かせなければいけませんでした」と振り返りました。
そんなジュードですが、『A.I.』『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』などSF作品にも出演しています。「SFの大ファンです。子どもの頃からグラフィックノベルやコミックが大好きなんです。SFはありうる未来の姿を見ることで、未来のレンズを通して今を見ているようなものだと思っています」とコメント。
また、「大作映画に出演するのも好きだけど、小規模な作品に出演するのも好き。いろいろな役、作品に出演したい」と抱負を語り、来年は、アメリカの若い監督の『The Nest(原題)』という家族に訪れる危機がテーマの作品に出演することを明らかに。さらに「新しい『ファンタスティック・ビースト』が来年3月から撮影開始です」とさりげなく大発表!
最後に、「日本には家族と来たこともあるし、ひとりで来たこともあります。毎回、素晴らしい体験をしています。日本料理、文化も大好き。また来るのが楽しみです」と、今回の来日を楽しんでいることを明かしていました。
東京コミコンは2019年11月22日から24日まで開催中。