11月23日、幕張メッセで開催中の東京コミコンのトークショーに、来日ゲストのイアン・サマーホルダーが登場しました。
ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で、イケメンヴァンパイア兄弟の兄デイモンを演じ、大ブレイクしたイアン。「みんな本当にどうもありがとう! サンキュー! サンキュー! サンキュー!」とかなりハイテンションで登壇しました。
そんなイアンは、ヴァンパイアの役作りについて聞かれると「人を何人か殺したね(笑)」と、いきなりアメリカン・ジョーク。シーズン8まで続いたドラマに出演したことについて「8年間も続いたんだ。これはみんなのせいだ(笑)」と冗談を交えながら「まるで家族のようだった。スタッフ、キャストのみんなが懐かしいよ。今は『V-wars(原題)』というドラマを撮っているんだけど、いつかまた『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のファミリーに会いたいと思ってる」と『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ファミリーへの愛を語っていました。
そんなイアンが演じたデイモンの魅力とは?「デイモンは変わっている人で、こそこそしているけど、スッキリしているところもあり、セクシーで、嫌なヤツだった。でもおかしな人だから、みんな気に入ってくれたと思う」と分析。
「でもあまりに長い間、デイモンを演じていたので、今は善人なキャラを演じることができてワクワクしてる。『V-Wars』で演じているドクター・スワン役もすごく気に入っているんだ。彼は僕にとってはスーパーヒーロー。彼のスーパーパワーとは、いい父親で、優秀な科学者で、良き夫だということ。でも、彼はいい人として描かれているけれど、状況がおかしくなり、すっかり変わってしまう。そういうキャラクターを演じることができて本当にうれしく思っているよ」と長きにわたったヴァンパイア役を終え、今はまったく違う役を楽しんでいる様子。
以前、『ヤング・スーパーマン』にも出演していたイアン。演じてみたいアメコミヒーローは?と聞かれると「人間役がやりたい。超能力的なパワーの持ち主ではなく、すごい体験を乗り越える強くて、パワフルな人間を演じたいと思ってるよ。デイモンはア●ホールだったから、今はいい人になろうとしているんだ」とコメント。
最後に「みんなには本当に感謝してもしきれない。『V-Wars』も見てもらえたらうれしい。心を込めて演じてるから。まだスタートしたばかりだけど、すごいシリーズになると思うし、日本人のキャラクターが登場することも考えている。きっと気に入ってもらえると思う」と、語っていました。