11月23日、開催中の東京コミコン2019のステージにクリス・ヘムズワースが登場。アメコミライターの杉山すぴ豊さんとトークを繰り広げました。
ファンの大歓声のなか登場したクリスは、「東京コミコンに初めて参加して、ファンのみんなの熱意を感じてワクワクしています」と挨拶。「2012年に『マイティ・ソー/ダークワールド』で来日して以来、忙しくてなかなか来れなかったのですが、日本、日本のファンが大好きです」と、ファンに語りかけました。その発言に、杉山さんが「ここにいる人たちはみんな、クリスがいるなら、日本を捨ててアスガルドに移住するんじゃないですか?」というと、「みなさん、大歓迎です」と笑顔で語り、ファンから歓声が!
2011年からマイティ・ソーを演じているクリス。「ソーはキャリア最大の役で、最高の乗り物に乗ったような気持ち。ずっと演じることができるのは、いろいろな解釈で演じることができるし、役も進化するし、いろいろな俳優、監督と取り組むことでいろいろ違う演技ができるのがうれしいですね」と、ソー役への思いを告白。
マーベル・シネマティック・ユニバースの人気は、ソー、そしてクリスの人気が支える部分が大きいというコメントに対しては、「自分だけのおかげとはいえません。他の人たちに怒られちゃいます」「マーベル・シネマティック・ユニバースは、スタン・リー、スタッフ、すべての俳優たちのチームスピリットが成功につながっていると思います」と語りました。
昨日のオープニングで浅野忠信さんとの再会したクリス。「舞台裏でも話しましたよ。あの作品で共演したときは、全員にとってまったく新しい経験で一緒に新たな旅に出たようなものでしたから。あれから年月が経って、またここで再会できたのは本当にうれしかった」と感慨深げ。
さらに、ソーをコスプレする人々へのアドバイスを聞かれると、「ハンマーを天に届くように高く上げること。力強く、熱意を込めて演じるのがコツ。でも、昨日から何人もソーのコスチュームの人たちを見ましたけど、みんな、すごくいい感じですよ」と合格点。
また、ファンにとっては次作となる『マイティ・ソー/ラブ・アンド・サンダー』がどんな作品になるかが気になるところ。これに対してクリスは、「ラブとサンダーがいっぱいだよ(笑)。実はまだ脚本を読んでいないんです。今、脚本家たちが一所懸命書いているところじゃないかな。でも、とても新鮮で新しいものがでてくると思いますよ。エンドゲームがああいう結果になったので、ストーリー展開にもいろいろな可能性がでてきた。いずれにしろ、撮影は来年の半ば頃だと思います」と語っていました。
東京コミコン2019は11月24日まで、幕張メッセで開催中。