11月8日(金)より公開の映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』で、ゴッホに重要な問いを投げかける聖職者を演じたマッツ・ミケルセンのインタビュー映像が解禁されました。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』は、『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督の最新作。世の中で認められず、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けず、常に孤独の中に生きるゴッホが、自らの人生を通して何を見つめていたのかを、圧倒的な映像美でおくる珠玉の感動作です。
この作品で周囲とのトラブルを抱え、孤独に苛まれるゴッホと対話し、世の中に絶望しているゴッホから言葉を引き出す聖職者を演じたマッツ・ミケルセンは「監督からは2つの役のオファーをもらっていて、そこから聖職者を選んだ」ことを明かし、出演したシーンの素晴らしさを語ります。
ゴッホが実際に過ごしたアルルでの撮影に関しては、「舞台劇のような雰囲気があった」、「画家としての目を持っている彼(ジュリアン・シュナーベル監督)にしか撮れない映画だ」と振り返り、「真の芸術家であり、独自の視点を持つ監督だ」と監督を大絶賛。そんな監督が実際に描いた、劇中に登場する絵画は「1枚もらったんだ」と言い、自身は絵を描くかと尋ねられると、苦笑いしながら「以前少し挑戦したが、残念ながら失敗に終わった」と絵は苦手な様子。それでも友人とコミックを作成したことがあり、その際はストーリー作りを担当したことを明かします。
日本を訪れたマッツに美術館に訪れる時間はなかったものの、奥様は訪れたようで、「(妻からの)レポートを楽しみにしているよ」と仲の良さもアピールしています。
『永遠の門 ゴッホの見た未来』
11月8日(金)新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
配給:ギャガ、松竹
© Walk Home Productions LLC 2018